竜巻対策が急務! | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

竜巻対策が急務!

一昨日の埼玉県並びに千葉県を襲った竜巻の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日は、小生および小生事務所のスタッフを上げて、越谷市の被害状況調査および被害にあった越谷市大に給食センターの片付けのボランティアをさせていただきました。暑い中、精力的に復旧に取り組む皆様には頭が上がりません。

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また、今日、内閣府、国交省、総務省等から、埼玉県と千葉県を襲った竜巻被害に関連し、我が国の竜巻対策について聴取しました。

我が国における天災といえば、地震、津波、台風および火山の噴火が先行し、竜巻については、近年の集中豪雨対策にも及んでいないことが改めて明らかになりました。

竜巻の予測や確実な予防が不可能であることについては致し方ない部分もあろうし、昨年597回の竜巻注意報が実際のものとなった確立が約3%という低さも、改善の余地こそあれ、受け入れるしかないかもしれません。

しかしながら、気象庁においては、地震に際しての緊急招集のような基準が無く、内閣府主導の各省調整と役割分担も、あらかじめ決まっているのではなく、被害の状況を見ながら判断、情報についても中央防災無線の使用すら共有されていない、というように、他の災害と比較してその対策は出遅れているように思われてなりません。それ以外にも、災害救助法の適用のあり方や、都道府県によってばらばらの補助制度等、見直すべき点は多いと考えます。

異常気象と思われる状態が進みつつある昨今、今年すでに19回も発生している竜巻への対処は、台風並みであるべきではないだろうか。改めて、竜巻対策について包括的な見直しを提起し、少しでも安心できる体制を構築しなければならないと強く感じました。
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