終戦記念日 | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

終戦記念日

終戦記念日にあたり、武道館において開催された戦没者慰霊のための式典に参加してきました。


天皇・皇后両陛下のお言葉、三権の長の言葉では、改めて不戦の誓いと共に戦没者の御霊に供養が述べられました。


命令した国の指導者はともかく、国のために、国の命令で亡くなられた方々に対し、国家の代表が供養するのは当然のことで、戦争を美化し、軍国主義を煽るなどといった批判はあたらないと思います。愚かな人間は、「平和」を口にしながらも、時にナショナリズムの名の下に排他的になり、あるいは攻撃的になり、その目的達成のために武力に走ることがありますが、かかる機会に戦争に思いをめぐらせ、不戦を誓うことも重要だと思います。


私自身、湾岸危機、対イラク国連経済制裁、イラク戦争に向き合い、多くの友人を亡くしてきました。「何万人殺害された」云々と一口で言っても、その一人一人には人生があり、戦争が痛く、辛く、みじめなものであることを強く感じてきました。


1年に1回にすぎないとしても、限りなく多くの方々にとって、戦争と平和を考える日になることを期待します。