八反(はったん)どり、八反ずりなどと呼ばれる除草機に似た物をほぼ廃材で作った。
全体像
草刈機のエンジンとシャフトを外したアルミパイプに、板を取り付ける。
U字ハンドルはばらして移動させて、なんとなく片手作業ができるように。このへんは改良の余地あり。
二連結バージョン
パイプと板の取り付け部
草刈機の刃物を取り付ける部分もそのまま利用。この角度がちょうど良い。
板の裏
塩ビパイプを壁に固定する金具が安くて丈夫そうなので採用。
パイプサイズは20用、取り付けかたは適当。
U字の部分で雑草の根を切ったり、地面から離したりする。
板の先端は角を落とすと滑らかに動く気がする。
使い方
表面をこするようにして動かす。
動画は田植えの約一ヶ月後で、雑草が大きくなっているのでこのような動かし方たが、雑草が少ない初期は、モップがけのようにすーっと通るだけでも効果あり。
深水にして除草すると、こういう草がぷかぷか浮かんでくる。深水にしないと取れた雑草がまた根付くので、深水にすることが重要。
U字金具は丈夫なので、もっと大きな草もとれる。
田車(たぐるま)は押したり引いたりして土を大きく動かすので結構体力いるけど、これはそれほどでもない。初期から中期までの除草に使えるのも良い。何よりほぼ廃材で作れるのが良い。
簡単に作れるので皆さんパクってね。
ほぼ廃材で作ったので、廃材八反ずり(HHZ ダプルエイチズィー)と命名します。