皆さんこんばんは


今日の現場です。


大屋根の板金が葺き終わりました。



規模が大きいのでなかなか仕事が見えてきませんが、コツコツ頑張って行きたいと思います。


さて話は変わりますが、



前回お話しした付帯工事の中には、


水道業者やガス業者などの専門業者が行う工事があります。


施主が指名しない場合、施工業者が専門業者を選びます。



それが原因で、思わぬトラブルが発生することがあります。


その一つが、「ガス会社との無償貸与契約」です。



「 ガス会社との無償貸与契約」


無償貸与契約とは



新居でガス器具を使うには、


ガスメーターやガス給湯器などの設備が欠かせません。


それらの費用として数十万円必要なので、


初期費用を抑えたい方にとっては大きな負担となります。



無償貸与契約は、


「ガス工事の初期費用はガス会社が負担します。


 ただし、契約期間内はガス会社を変更できません」


というものです。




メリットとデメリット



メリットは、初期費用の負担を減らせることです。


デメリットは、毎月の請求額が高くなることです。



ガス会社が負担した費用は、ガス料金に上乗せして請求されます。


中には、実際の費用より割高に上乗せしたり、


施工業者への紹介料も加算するケースもあるとか。


契約期間が終わっても、契約者からの申し出が無い限り、


上乗せ分をそのまま請求し続けるケースもあるそうです。




注意点



契約期間内に解約すると、違約金が発生します。


「解約するなら、これまでにかかった費用を全額返金せよ」


と請求されて訴訟に至るなど、解約に関するトラブルは多いものです。



そのため、ガス会社選びを施工業者に任せる場合は、


・無償貸与契約をするか


・ガス会社の信頼性や契約内容に問題は無いか


を確認しましょう。


複数のガス会社の無償貸与契約について、


比較検討するのも良い方法です。




夫婦で共有しましょう



契約の当事者しか内容を把握していなかっため、


「契約期間を忘れた」


「ガス会社名も連絡先も分からない」


「契約書面が見当たらない・交付されていない」


などの相談を国民生活センターに寄せる方がいます。



新築すると、ガスの無償貸与契約以外にも、


住宅ローンやインターネット回線など、様々な契約を行います。


思わぬトラブルを防ぐため、契約内容は夫婦で共有しましょう。




それでは また


皆さん こんばんは

今日は弘前市の五重塔があるお寺最勝院の仁王様の遷座式に参列いたしました。



青森県で最古の仁王像と判明いたしました。


小さい子は泣き出しそうなくらい迫力があります。


ん!


んん〜!





この後金網が入ってしまいましたが、入る前の貴重な一枚です。


天気も良く(少し風が強かったですが)滞り無く式が進行し、無事に仁王様が遷座されてこれからまた数百年に渡り弘前市民をはじめ青森県民を見守ってくださることと思います。

皆様もお近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


さてお話は変わりますが、


前回、建物に関連する費用として紹介した「付帯工事」は、


「別途工事」「別途付帯工事」と表記されることもあります。



金額の目安は、総費用の15~20%とされています。


しかし、土地の状況や工事の内容によっては、


さらに増えることもあります。



そこで今日は、


付帯工事の主な項目と費用を抑える方法についてお話しします。


  

  付帯工事の主な項目と費用を抑える方法


付帯工事の主な項目



・電気・ガス・水道の工事(業者によって費用が異なる)


・照明器具やカーテンの取り付け工事


・空調設備工事


・地盤改良費(十分な強度がある場合は不要)


・解体工事(建て替えの場合のみ必要)


・外構工事




費用を抑える方法



・地盤が弱いほど地盤改良費用は増えます。


 造成前の使われ方などを調べ、軟弱地盤を避けましょう。



・カーテンやカーテンレール、照明器具は、


 自分で購入して設置すると費用を抑制できます。


 ただし、引っ越し当日に全てのカーテンレールを設置するのは、


 時間的にも労力的にも厳しいものです。


 入居前に設置したり、カーテンレールのみ業者に任せるなど、


 無理の無い方法で行いましょう。



・外構工事は、工事範囲を狭めたり、


 製品のグレードを下げることで費用を抑制できます。


 ただし、その地域の気候(強風や積雪)に耐え得る強度は確保しましょう。




注意したいこと



エアコン関連費用を抑えるため、


購入や設置を家電量販店に依頼する方は多いものです。



家電量販店に依頼した方の失敗談として、


エアコンのスリーブ(配管用の穴)を開ける際、


柱や筋交いに穴を開けて建物の強度を下げたという事例があります。


また気密をとった建物の性能を著しく低下させることもあります。



施工業者以外が建物に手を加える場合、


そのようなトラブルに注意しましょう。



支払い方法


水道工事やガス工事などのように、


専門業者が担当する工事についての支払いについて、


全てを見積もりに含める施工業者もいれば、


施主にその都度支払うよう求める施工業者もいます。


念の為、支払い方法や時期について確認しましょう。




それでは また

さん、こんばんは

今日の現場です。



弘前市の五重塔があるお寺さんです。


只今令和の大修理を終えた仁王様が一般公開されている金堂から、仁王門に遷座される為作業しております。


仏師さんのチームが仁王様を養生しております。


日通の文化財・美術品担当のチームが仁王像を吊り上げ横にします。


何事もチームワークが大切です。



今日6日と明日7日は全面参拝をご遠慮いただいておりまして、参拝はできません。


5月10日に遷座式が行われ、除幕いたします。

当日は16:30まで金網を入れず仁王様を直接見れる貴重な体験ができます。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。



 さて家づくりを検討し始めたとき、


「土地代と建物代のほかに、どんな費用が必要なの?」


と思ったことはありませんか?



そこで今日は、家づくりにかかるお金についてお話しします。



                      

   「 家づくりにかかるお金 」     



土地に関連する費用



土地代と契約に伴う諸費用の他、


強度を調べるための地盤調査費、


強度を補強するための地盤改良費、


土地を整えるための造成費などがあります。




建築に関連する費用



建物本体の工事費と、


電気工事やガス工事などの付帯工事費の他、


契約に伴う諸費用があります。


建て替える場合、解体工事費も必要です。




諸費用



新築に欠かせない登記や保険に関する費用の他、


地鎮祭・上棟式・引っ越しなどに関する費用のように、


施主の判断で調整できる費用があります。



諸費用の中には、住宅ローンで対応できず、


現金での支払いが必要になるものがあります。




引き渡し後に発生する費用



施工業者が外構工事まで担当しない場合、


外構工事は、引き渡し後に別の業者が行います。


引っ越す際は、ご近所に挨拶をするための手土産代も必要です。



また、入居後に日差しやプライバシーなどの問題に気付き、


問題解決に必要な追加工事を行う方もいます。




そのほか、


・税金(不動産取得税・固定資産税・都市計画税)


・保険料(火災保険料・地震保険料)


・修繕費の積み立て


も発生します。

追記

「予算は?」と聞かれたら


業者に見積もりを依頼する時、予算について必ず質問されます。


この時、建物に関連する費用だけを答えると、


他の費用との調整ができずに予算オーバーすることがあります。



予算オーバーを防ぐには、


「全部含めて〇〇万円です」


と、『総予算』を伝えると良いでしょう。




それでは また