大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
こちら↓のお話の続編です
猫大宮は【🐈⬛サトシ、ニノ】のカタカナ表記
人間大宮は【智、にの】の漢字ひらがな表記
人間大宮はお互いを【さと、かず】と呼んでます
side ニノ
「わーっ!ニノーッ」
にのの叫び声が響いた。
だよね、だよね、びっくりしちゃうよねー。
僕もにのの叫び声を聞いて我に返った。
「ニノ、ダメだよ。
怪我してない?」
「にゃ、にゃーん、にゃんにゃ(ん、大丈夫、ごめんね)」
倒れた木の下から這い出ると、にのの優しい手が僕に絡まったキラキラの長いやつを取ってくれる。
そう、智とにのが家の中に木を飾ったんだ。
夜になるとピカピカ色んな色に光る木で、すっごく綺麗。
智とにのは2人で楽しそうに、
木のてっぺんにはお化けみたいな大きな星を付けて、
キラキラモシャモシャした長いやつをぐるぐる巻きつけて、
キラキラなボール、
シマシマな棒、
リボン、
色とりどりな玩具をぶら下げた。
見てると綺麗なんだけどさ。
でも見てるだけじゃ物足りないというか……、とにかく木だけでも、僕には触りたくてうずうずしちゃうぐらい魅力的だったんだ。
だって、何か枝がモシャモシャしててクンクンした後にハムッてしたくなる。
それなのに、更にユラユラする玩具、そして歯応えが癖になるキラキラモシャモシャの長いやつまでが僕を誘惑してくるんだもん。
だからその木がうちに来てから、僕はすっかり木のトリコだった。
毎日起きたらまずは枝にスリスリする。
それでハムッとしそうになるんだけど、にのの視線を感じて、とりあえず一旦誤魔化して通り過ぎてみる。
にのと智が朝ご飯を作り始めたら、また木にそーっと近づく。
そして、今度こそ枝をハムッとしようとしたら、今度は🐈⬛サトシの視線を感じた。
🐈⬛「にゃにゃ、んにゃんにゃーにゃん(ニノ、それは齧って飲み込んだら危ないからダメだ)」
「にゃーん……(はーい……)」
何回も言われてるから分かってるんだけど、どうしても齧りたくなるのよ。
口元をうずうずさせながらも、仕方ないからユラユラする玩具を揺らして遊んでみる。
それはやっても良いみたいで、🐈⬛サトシは優しい顔で笑いながら僕を見守ってくれる。
そのうち智とにのはお仕事に出掛けていくんだけどね。
僕はそれにも気づかないぐらい木に夢中。
だって、揺れるたびにキラキラする玩具は凄く綺麗。
そして揺れると床にもたくさんキラキラが現れる。
床のキラキラを捕まえようと飛びついても、全然捕まえられないの。
飽きずに何度も飛びつくんだけど、まだ一回も捕まえられた事がないんだ。
不思議って首を傾げていたら、🐈⬛サトシが僕にちゅーしてくる。
🐈⬛「んにゃにゃんにゃ?(もうそろそろ俺を見てくんねぇ?)」
「んにゃっ、にゃぁ、にゃっ、にゃぁん(や、ちょっと、ぁっ、だめぇ)」
🐈⬛サトシの舌が僕の身体を舐めていって。
もう、木の事は忘れちゃって甘く溶かされて、🐈⬛サトシしか見えなくされちゃうんだ。
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ニノちゃんホームページの写真
めちゃくちゃ素敵ですよねーっ!
ボタン外してあんな色っぽいの
中身を覗きたくなるぅっ
でもそんなに見せたら大野さんにお仕置きされちゃうぞ
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