姉が何歳の時かな???
たぶん25〜6歳の時だったと思います。
今から30年以上前の出来事です。
車で自爆して大怪我をしました。
その頃の姉はファンシーショップで働いていたのですが、何故か自分の車で社長の送り迎えなどもしていていました。
お礼にって社長が銀座のホテルなどのちょっといい所で食事をご馳走してくれたりしてたみたいです。
ただでさえ朝から晩までの仕事なのに、更に雑用や、送迎、食事などで、いつも帰りが夜中でした。
その社長も悪い人ではないのでしょうが、可愛がっている事を盾にして、良いように使われていたと思います。
ある日、朝早く母に叩き起こされました「姉ちゃん事故った」私は寝ぼけながら「死んだの?」って聞きました
毎日の生活を見ていると『いつか事故を起こす』って誰でも予想出来ました。
母はちょっと笑って「死んでないよ」それを聞いたら少し安心して、また寝ようとした私。
どれだけ楽観的なんでしょう?事態を把握できていませんでした
とにかく父と警察に行ってくるから、もう起きて
とりあえず私は会社を休み、一度帰宅した両親と一緒に病院に行きました🏥
姉は救命救急センターのベッドにいました
どんな姿だったのか記憶がありませんが、とにかく10本の指の爪の間に血が🩸乾いてこびりついていた事、目を開けると、白目が充血して真っ赤っかで…あらゆる所に乾いた血がこびりつていた。
ものすごく怖かった事が印象に残っています。
ボンヤリしているものの、意識はハッキリしていて父を呼び「お父さん…車、潰しちゃった…ごめんなさい」
父は「そんな事いいから! 怪我を治さないと…」
私も少し話しました「目、すごいね 真っ赤っかだよ」 姉は自分が置かれている状況を理解できていませんでした。「そうなの?どうなってるのか全然わかんないんだよ」と言っていました。
姉は社長を送った後、自宅への帰り道で居眠り運転をし、電柱に突っ込みました。
前歯4本は折れ、顎は割れ、肘も裂傷し、両脚の骨折、踵はえぐれていました。
幸いにも内臓に損傷はなかったので助かりましたが、死んでいても不思議ではない大事故でした。
その当時乗っていた車にはエアバッグなどなく、シートベルトもしていなかった。まだシートベルトの義務化がされてなく、いろいろゆるい時代でした。
事故車は見ていませんが、ドアを焼き切らなければ姉を救出出来なかったそうです。
数日経ったある日、私の友人が「ねぇ❗️たもんのお姉さんが事故ったの〇〇の前だよね⁉️」
私「そうだけど?」
「お花が💐手向けられてたよ‼️」
ギャハハハハ😂
生きてるっつーの
どこのどいつだ⁉︎
勝手に殺すなーーーーーッ😡💢