山ほどある請求書…そのほとんどが光熱費だった。

ライフラインは止まっていない。

でも支払った形跡もない。

一体どうなっているのかさっぱり分からず娘が問い合わせる。

すると…驚いたことに光熱費はほぼ1年間支払いがされていなかった。 

ではなぜ使えるのか? 今はコロナ禍で生活が大変な人が大勢いるので督促状も送らなかったし、止めることもしなかったとのこと。

しかし、水道は今日明日中に支払わなければ止めますと言われたと。

慌てて娘が支払いに行ってくれた。

他は支払いされていない分の請求書を再送してもらうことになった。


夕方になって義兄が家に戻って来て葬儀の日にちが決まった事、お通夜は行わずその代わり2日間葬儀場が開けられているので、いつでもお別れできる形にしたと告げられた。

そしてもう姉は葬儀場にいて、いつでも会えると…

母にずっと黙っているわけにもいかず

「あのね…姉ちゃん死んじゃった」

母は「えぇ⁉︎」とだけ言った。

もう一度亡くなったことを告げて母を連れて私達家族は葬儀場へ行った。

姉はすでに棺に入れられていて、顔も髪もキレイに整えられていた。

いつのまに…

姉の旅支度もしてあげられなかった…父の時は家族みんなで旅支度して送り出したのに…

姉はいつ警察署から出て、誰が旅支度したのだろう…義兄は何一つ言ってくれずに進めていた…私達、肉親なのに…

義兄家の葬儀だから仕方ないのか⁉︎

でも生活していたのは実家だし、私達は実家にいた。

それなのに何も教えてくれなかった。

母は棺の中の姉を見て泣き出した。

静かにポロポロポロポロ涙が落ちてた。

これで母も理解してくれたかな…

私は少しホッとしたような気分になった。



そして葬儀の日が決まったことを親戚に知らせなければならないわけだけど、コレがまた一苦労。

義兄が詳細を把握してないのか要領を得ない!

私「何時に来て貰えばいいの?」

義兄「花入れるのが12時半だから12時くらいでいいんじゃない?」

私 供花は?いくら?

義兄 いくらだっけかなぁ…10,000…15,000円だったかなぁ

…と、始終こんな感じ。

ホントにイライラしたムキーむかっ

はっきりしろよ!!!!