父の危篤で無理矢理帰って来た姉は、そのまま退院になった。
この時には、すでにリハビリ専門病院への転院が決まっていたので、1週間後にそちらへ入院することになった。
突然のことだったので無理矢理退院した方の病院の請求書もできていなく当然支払いは済んでいない。
父が亡くなってからの1週間はバタバタで、あまり記憶がない。
覚えているのは、お通夜の料理を決めている時に義兄に「そんな金かけることない!」と言われた事と、最後、香典の確認でお金を数えていた時、少し離れた場所で義兄の母が目を逸らすことなくずっとじーーーーーっと見ていて気味が悪かったこと。
金かけるなと言った義兄はこれまで1円たりとも負担していない。