【症例ブログ】 季節とともに揺れる身体に、鍼と漢方で寄り添う(66歳・五黄土星)のケースより | 毎日鍼灸漢方@近江治療院

毎日鍼灸漢方@近江治療院

毎日の症例や治療中に気付いた事など綴ってまいります。また皆様にとって有益な情報を提供できるよう日々頑張っていきます

 

こんにちは、近江治療院の當山です😊

今日は、6月という季節にぴったりの症例を紹介します。
キーワードは【寒湿】【田んぼ】【再燃】。
特に、環境と体質の交差点にある方に響いてほしい内容です。


☔️「なんか最近、首が重くて…」

主訴は、首〜耳〜腰にかけての重だるさ。

患者さんのHTさん(66歳)は、
田んぼのすぐそばにお住まいで、梅雨入りとともに体調が悪化。

🌀「頸の奥がつまる感じ」
🌀「耳の奥がこもってる」
🌀「膝は治ったのに、なんかまたしんどい…」

まさに、**寒湿による“内攻の邪”**が再発しかけていた状況でした。


🔍体質+環境=病のルート

東洋医学では、こういったケースを“外因”と“体質”の交点で捉えます。

✅ HTさんの九星命式:

  • 本命:五黄土星

  • 月命:八白土星

  • 日命:三碧木星

この命式の方は、冷えと湿気を深く吸い込みやすい体質
田んぼからの湿気が、まさに“引き金”となったのです。


🪡鍼灸と漢方で通したルートは…

🔸 鍼灸では:

  • 合数が最も低下していた【大腸経】にST

  • 膀胱経ライン(腰・膝裏)にも寒湿反応あり

  • 下半身が“水没”状態。地面からの湿気を強く吸っていた印象

🔸 漢方では:
🌿**茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)**を処方
→ 湿熱ではなく“寒湿”のタイプ
→ HTさんのように水辺環境に住む方に非常に合う処方です


🍽そして、その日の昼は「から揚げ定食」でした。

治療後、帰りに立ち寄った定食屋で、
HTさんはから揚げ定食を頼んだそうです。

「昼、何食べようかなって思った瞬間、
凛の視線感じたんや。
気づいたら から揚げ定食を頼んでしもとったわ。」

…その言葉、なんかめちゃくちゃ、愛おしかったです。

昼って、ほんの一瞬だけ
“自分を許していい時間”なんですよね。


💡この症例からの学び

✔ 湿邪は“体の奥”に静かに入る
✔ 良くなったように見える不調も、季節で再発する
✔ 地域・住環境と体質の掛け算で「証(しょう)」は変化する


🧑‍⚕️しんちゃんからひとこと

湿気は悪者じゃない。
でも、それに負ける身体ではいてほしくない。

鍼と漢方は、
単に症状を追いかけるものじゃない。
「その人が“通れる身体”に戻っていくための道筋」
それを一緒に描いていくのが、僕たちの仕事です。


📣あなたへ

  • 「季節の変わり目に、毎回しんどくなる」

  • 「田んぼや湿気の多い環境に住んでいる」

  • 「整体では良くならない腰・膝の不調がある」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください😊
症状だけでなく、“背景”から一緒に整える治療が、ここにはあります。


✏️読んでくださってありがとうございました!
次回も、症例を通して「治す力」のヒントをお届けしていきます🌿