小出裕章氏の講演会が開かれました
大間原発訴訟準備会発足1周年記念講演会
大間原発破滅への道
partⅡ 海暖め装置と地球温暖化
かねてよりご案内しておりました訴訟準備会1周年記念行事の京都大学・原子炉実験所の小出裕章氏講演会が、12月7日多くの市民の出席のもとサンリフレ函館で開かれました。
講演は地球温暖化を防ぐために原子力は必要か。
現在地球温暖化で強調されている、原子力が一酸化炭素を出さないというのは間違いで、原子力は核分裂をしているときは確かに炭酸ガスを出さない。
しかし、原発を造る際のコンクリートや鉄などの資材などで炭酸ガスを出す要素は大きいということです。
今回の講演の趣旨等に関しては、後日発行されます訴訟準備会の会報第6号にて詳しくご報告いたします。
最後に今回の講演の題目「海暖め装置と地球温暖化」の海暖め装置について、小出講師が大学院在学の頃恩師から教わったという内容を披露してくれました。
「原子力発電所」という呼び方は正しくない。あれは、正しく言うなら『海暖め装置だ』
と教えられたそうです。
原発は炉内では300万kWのエネルギーを出すが、実際には発電に100万kWしか用いられず、残りの200万kWで原子炉の冷却水として海から引き入れた海水を7度上げ再び海へ放流しているということでした。原発1基で一秒間に70トンもの温水を放流しているそうです。自然河川の平均流量は、日本一の平均流量を誇る石狩川で一秒間に450トンということですから、比べてみてもいかに多くの温水が海に放流されているか」と言うお話でした。当然海に与える生態系の影響は大きばかりか、海を暖めることで海水から炭酸ガスが発生することになるというお話でした。
つまり、原発は決して炭酸ガス(二酸化炭素)を出さないということではないと強調しておられました。
(写真は、右が小出裕章氏、左は講演中の会場の様子です)

