7月になり

Tくんは相変わらず
感情の起伏は激しく
問題行動も時々は起こすものの

学校にはほとんど
登校するようになっていました。

このことは
僕にとってとても大きな喜びであり

同時に日々の関わりに使う
エネルギーは相当なものでした。


授業に参加することは

「座っている」

という状態を参加と捉えるなら

ほぼ参加していたでしょう。

しかし、ずっと机に突っ伏して

寝ているか
(寝入っている訳ではありません)

授業に横やりを入れる

因縁をつける

暴言を吐く

など

今考えるとよくぞあれだけのことを…
と思いますが

その度に

話をし、

教室から一旦出てクールダウンをし…

その頃は

支援の先生も入るようになっていましたから

その先生にお願いしようとするのですが

僕でないとダメでしたので

とことん付き合いました。



そこに「いる」

Tくん自身が望んで「いる」

ことが僕はうれしかった…

だから

「死ね!」

「くそ教師!」

という言葉も

彼のしんどさから発せられる

心の叫びだと思うようにしていました。

それでも、一日中その言葉を
浴びせられるとさすがに参ってきました。

そんな時に救われたのは
クラスの子どもたちの関わりです。

6年間、Tくんと過ごしている
彼らにとっては押すところ引くところが
よくわかっています。

僕が熱血なところを
Tくんはよく
「そういう熱血なとこがきらいなんだ!」
と言っていましたが

クラスの子たちは
そういうことをわかって
大きくなってきているので
うまく距離を保っていました。

それを見ては、僕は学んでいました。


そんな夏の日差しが本格化しつつある

ある日でした。

今日も読んでいただきありがとうございます。