Fiio君、壊れました。

Fiioは中華ブランドです。

中国語では「飛傲」、
正式社名は
「Fiio Electronics Technology」

デジタルオーディオプレーヤーに
情熱を注ぐ会社で、

「実売2万~5万円程度の
 低・中価格帯メインで
 ハイレゾリューション対応
 としている」

と Wikiに書かれていました。

どこに出かけるのにも
持ち歩いていたのです。

AmkerのBluetooth
イヤフォンとの

相性も良くて
128GBのmicroSDカードにも対応し、
音楽ファイルであれば
どんな形式でも再生してくれるという
スグレモノです。

それで、充電完了していても
そのまま充電器に
つなぎっぱなしの状態で、
それでも今までは
どうってことなかったのに、
1週間ほど前に手にとって
ビックリしました。

iPod touch のときも
そうだったのですが、
ある日突然、
機器のパネルの下方が、
1mm程度とはいえ
押し上げられた状態になり、
上から押さえようがどうしようが
元に戻りません。

これ、バッテリーの
劣化らしいです。
風船みたいに膨れあがるのですね。

ゴリ押しで
使えないことはないのですが、
塾舎にはプレーヤーを
持ち込まないので、
閉め切った自宅の部屋で
電源の供給源とつないだままだと、
冬の期間ならばまだしも
夏場は危険です。

外国製のEV車のとかEV列車の
バッテリーの
爆発とか

それによる火災とかの情報を

YouTube動画で目にすることも
少なくなくて、
その度に
「やっぱり外国製やな~」
と、半分揶揄するような感覚で
見ているのですけれど、

製品規模としては
はるかに小さいとはいえ
火災を招いたら
エライことになります。

で、Fiio君も
かつてのiPod touch君と
同じような結末を迎えました。

とにかく軽くて
バッテリーも長持ち。

タッチ画面の動作が
さすがにiPhoneと比べると
ややもっさりしているけれど、
操作もしやすかったし、
音のバランスも良かったりで、
お気に入りアイテムでした。

確かに、オーディオ・プレーヤが
壊れたからといって、
即座に困ることはないけれど、
どことなく寂しいのですね。

ところが「Fiio M6」という製品は
後継機種に変わっているのかどうかさえ
分からなくて、
いろんな機種を amazon 先生が
見せてはくれるけれど、
中価格を通り超えて
高価格帯に属するモノ
ばかりになっています。

ワタシ、元ピアノ弾きで
いわゆる音楽屋だったのだけれど、
あんまり音質にこだわっていません。

確かに、
あまりにも音質が悪かったリ、
高音域とか低音域が
やたらと無駄に主張するのは
ちょっと困りますが、

かといって、
クラッシック音楽ファンの中でも、
ヨーロッパ製の
CDの音質はどうのこうの、
RCAのCDの音質は云々かんぬん、
あれやこれやで
侃々諤々(かんかんがくがく)・・・

このように雄弁に語る人も
少なくありません。

音楽の聴き方なんて十人十色なので、
批判も賛同もできませぬ。

ただ、
クラッシック音楽だけでなくて
肝心なのは、
その作品に対して
演奏者(歌手も含む)が
それをどのように解釈して受け入れて、
どんな風に表現するかだと
思っているワタシなので、

CD自体の音質とか録音状態だとかは、
技術者が語るのであれば
それはそれで興味津々だけれど、
そうではない「市民オーディエンス」の
この種の「侃々諤々論」には、
大変失礼ですが、

ちょっといただけないかな・・・。

ご本人は
ワタシのことを
一応専門家としてみて下さり
一生懸命にご自身の持論を
展開なさるのですが、
正直、お話を伺っているのが
辛くなりまする。

ただし、つぎの一言を発してしまうと、
一瞬にして相手様の想いを
ぶちこわしてしまうので、
余程のときしか言いません。

「CDの音質のことは分かりましたが、
 演奏者の解釈とか演奏については
 どのように感じられていますか?」

音質も大事なのだけれど、
音楽って
演奏者の音の出し方や声の発し方、
その演奏者の出す音色の美しさ、
その作品に対する熱意とか
解釈や想いの入れなどの素敵要素を
心ゆくまで楽しみたい立場の
ワタシにとっては、

まあ、そこそこ低音と高音の
バランスが良くて、
いわゆる、
そつなく音楽を再生してくれて
操作性もある程度良く、
機械的な動作も安定していれば
それでエエやん、なのです。

「Fiio M6」の中古品で
まあまあ状態のエエのんも
ありましたが、
実際に手に取ってみないと
安心できませぬ。

それで、あれやこれやと
amazon 先生に尋ねているうちに
出会ったのが写真(右側)の機種。

お値段は5,000円弱なり。

評判も良さそうで、
「音質侃々諤々」派ではないので、
これに決めました。

これも中華ブランドです。
手にしてみると、
Fiio君よりもやや重たい感じ。

タッチパネルではありません。


タッチになれてしまっているので
しばらくはモタモタするでしょう。
でも、許容範囲なり。

ただ、AnkerのBluetoothイヤフォンとは
ちょいと相性が良くないのか、
音量を最大に上げても
やや物足りない感じなので、

久々にAnkerの
有線ヘッドフォンを取り出してきて
聴いてみたのです。

「おおっ!」びっくり

音がめっちゃクリアで、
楽器のひとつひとつの音が
聞こえまする。チョキ

イヤフォンと
ヘッドフォンの違いでしょうか。

やっぱりヘッドフォンやね。チョキ真顔

 

ちょっと頭が重たいのと
ヘッドフォンに挟まれている
耳が痛いけれど、滝汗
聴くのは自宅の自室か列車内だけで
歩きながらというのは
ほとんどありませぬ。真顔

なので、これでじゅうぶんかな・・・。

それにしても、
パネルが外れてしまったこともあって
Fiio君のバッテリーとか内部を
初めて見たのですが、

こんな小さなバッテリー君で
頑張ってくれていたのだと思うと
なんだかいとおしくなりまする。照れ

それと、ワタシに
このバランスの良い音を
提供してくれていた機器の
普段はほとんど目に触れない内部を

この機会にと思って

ワケの分からないままとはいえ、

じっと眺めまするに、
あらためて技術者の英知の結集を感じ
感動しておりまする。

「Fiio M6」君。
5年間、どうもありがとう。

 

 

 

 

 

 

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