膝にまつわる
ことわざとか慣用句などを調べてみると
けっこうたくさんあることに
改めて驚かされました。

「膝から崩れ落ちる」とか
「膝が笑う」こか、
「膝を打つ」あるいは、
「膝を交える」などは
時折目にしたり耳にしたりする
表現なのですけれど、
その他にも、これだけあるのです。

七重の膝を八重に折る
膝が抜ける
膝っ子に目薬
膝とも談合
膝を折る
膝を崩す
膝を屈する
膝を進める
膝を正す
膝を乗り出す

6月の初め、
梅雨が来る前にお墓の手入れをするべく
除草用の2kgの粗塩に、
お供え用の缶コーヒー・
ペットボトルの紅茶、
瓶詰めの清酒、
自分用のペットボトルのお茶、
そして雑草を取り除いた後に入れる
ゴミ袋とかその他の墓参グッズ諸々と
中味が賑やかなディパックを背負って
列車に乗りました。

お墓の最寄りの駅で降りた後ですが、
12月の下旬頃に
バスの運行会社が撤退し、
自治体と他のバス会社が共同で
どうにか運行しているような状態なので
そのバスは頼りにならないのです。

駅から墓所までは片道2.5kmくらいなので
往復したとしても

近隣の公園をウォーキングしている距離に
ならないくらいです。

一昨年も昨年も、
ちょうど今頃とお盆の時季と年末には
同じように
中味の賑やかなディパックを背負って
ホイホイと歩いて往復しているので、
まあ、今年も同じだろうという感覚で
歩いたのですが・・・

帰宅した翌朝に、
久しぶりに右ふくらはぎが
こむら返りを起こし、

「あ、キターっ」滝汗と思った瞬間に
正座をして痛みが
ひどくならないようにしたものの、
それでも痛みが残り、
その日から2日間くらいは
湿布を貼っていました。

若いときは
その場の痛みだけで済んだのに、
3日くらい痛みが残るなんて、
やっぱり年を取ったのですね。

それで、こむら返りのことを
ちょっと詳しく調べてみたのです。

すると、
日曜日に墓参から帰宅したあとの
脚の、特に膝周辺の疲れ方が、
今までとは違い違和感だらけだったのと
結びつきました。

調子よくホイホイと
ウォーキングをしていましたけれど、
3年ほど前にそれを始めた当初の
膝周辺の疲れ方によく似ていたので、
どちらも膝の筋肉の疲弊だろうなと
感じたのです。

ただ、3年前は、
今まではサボり倒した挙げ句の
急激な運動だったので、
これは当たり前です。

が、それから気前よく
ずっとウォーキングを
続けられていたのに、
ここへ来て、なんでやろ?
という疑問がありました。

30年ほど前に
四国チャリンコ巡礼をする前は
公園を10kmほど走っておりました。

その際、両膝を3回くらい傷めて、
そのやらかしで随分と苦しんだときの
当時お世話になっていた鍼灸師先生の
ある言葉を思い出したのです。

「あのね、走ってばかりやと、
筋肉が痩せていくんよ。
だから、週に2回か3回は
走るのを休んで、
筋トレせなアカンねんで。

筋トレは貯金、

走るのがその貯金を使うこと。」

運動の「う」の字もしていなかったのに
何かに目覚めたように
ジムに通い始めて
公園を走り始めた当時、

スポーツをする人がどうしてあんなに
筋骨が逞しくてしなやかなのかを
自己判断で
思込んでいたことがあります。

毎日身体を動かしているから、
自然と筋肉が育ち、
筋力がアップしてきているに
違いない。

 

だから、毎日走っているのだから
筋トレなんかしなくても
自然と筋肉が育って筋力もつくのんと
ちゃうのん?

こういう思い込みがあって、
鍼灸師先生の忠告も
エエ加減に聞いていたのですね。

毎日身体を動かして
いわゆる遊びや

クラブ活動などの中で筋肉を成長させて
筋力をアップさせることができるのは
中学生までで、

高校生になっても
アスリートとして活動したいなら、
筋トレをしないと身が保たないし、

発達もしなということが、
この年齢になって分かってきました。

当時のワタシは、
学生時代に運動をしていなかったので、
膝まわりの筋肉が薄っぺらくて、
もちろん筋肉も
しなやかではなかったのに、
とんでもない負荷をかけたことで
膝を固定するための筋が
伸びてしまったのです。

一旦伸びた筋(腱)は
元には戻せないから、
その腱の下にある筋肉を
太く分厚くすることで
伸びた腱を押し上げるようにしないと
痛みは消えないというのを
当時の鍼灸師先生から教わったのです。

半信半疑で先生の言われるとおりに
膝まわりの筋トレをしたり
スクワットをしたりすると、
なるほど、数日続けただけでも、
その後の走り方も変わりました。

それを肌で理解している
つもりだったのに、
ウォーキングやから
ジョギングやランニングよりも
負荷も少ないしで、
まあエエやろと

高をくくっていたら、
見事に身体は答を出してくれた
というわけなのです。

確かに、ウォーキングのときは
中味が4kgくらいになる
ディパックを背負ってませんし、
アップダウンもほとんどない
平坦なところを歩いているのすから
条件が大きく異なっているのに、
見通しが随分と甘かったわけです。

今回の墓参で教えられたのは、
スクワットなり膝周辺の筋トレなり、
無理のない範囲で
することはしなきゃいけない、
サボったらサボっただけ
身体が答を出す
ということのようです。

なので、ダンベルごっこに
スクワットが加わりました。

そういえば、
お年寄りの人の歩き方を見ていたら、
矍鑠(かくしゃく)となさっている人は
歩き方も真っ直ぐで

姿勢も良いのですね。

それは、脚が丈夫なことで、
それを支えているのは
膝周辺の筋肉なんだろうな

というような
想像力を働かせています。

で、体重なのですが、
4kgも増えとるしで、
4kgのディパックを背負ったら
都合8kg増えたことになる、
ということに、今気づきました。

ホンマ、アタマ悪いわ。チーン

ちなみに体重が増えた原因は
肩周辺が大きくなり

腕全体が太くなったことです。
 

継続は力なりではないですが、
ちまちまとでも続けることの大切さも
実感中です。

疲れにくくなりましたしね。

 

スポーツバリバリの韋駄天君に、

 

「先生、ごつくなってない?

ワイシャツ(仕事着)の上からでも

わかるで。腕も太くなってるし。」

 

という、お褒めの言葉をいただきました。

 

よく見てくれているんでよすね。

 

 

 

 

 

 

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