韋駄天君。久々の登場です。
親ばかならぬ塾長ばかでございますが、
めっちゃイケメンになってます。

もともと性格は真っ直ぐで、
周囲の空気を読むのが敏感な子です。

こんな子がモテないはずがない。えー

と思っていたら、やっぱりな、
でございます。チョキ真顔

ここ1か月くらい

らしいのですが、試合に出向く度に、

「スゴいカッコイイ子がいる!」

と、他校の女子生徒さんから
ウワサになっているので、
誰のことやろと思っていたら
韋駄天君その人だったそうです。

(本人の証言による)

で、ワタシ、以前からずっと
彼に言ってたんです。

「黙ってたら、貫禄あるし、
 超イケメンではないけれど、
 イケメンの部類に入るしなぁ。
 これでモテないわけないやろ?」えー

というと、

「先生、貫禄って、どゆこと?」アセアセ

と言うので、

「う~ん、しゃべったら
 アカンなぁ~。」チーン

と、返すワタシ。

すると、

「担任の先生からもクラブの顧問からも
 おんなじこと言われてるんすよ。」ウインク

「ほれほれ、やっぱりな。
 こっちの見る目、
 まんざらでもないやろ?」チョキグラサン

いえ、別に
どや顔せんでもエエのんですが。アセアセ

小学6年生のときから、
将来はイケメンになるだろうなという
雰囲気は感じていましたが、

いかんせん、言動に落ち着きがなくて、
やったつもりが

「やっていないーっ!」と
試験前に大騒ぎをするしで
(これをジュクチョーは
「地雷を踏む」と言ってます)滝汗

これで落ち着いた雰囲気が出て来たら、
たぶん世の女子生徒さんは
彼を放ってはおかないだろうなという
かなり確信めいたものはありました。

ここ半年くらいですかね、
中味が大人になってきたのです。

油断をしていると
いつまた「地雷を踏む」か、
まだまだ予測不可能なのですが、ゲッソリ

それでも、試験前になると、
次はこれをして、
それからあれをして・・・
という大まかな予定を
立てられるようになりました。チョキ真顔

その予定というのか予測が
ちょいとあまいところがあるので、
そこをどう詰めるかというアドバイスは
ホンマに素直に聞きいれます。グッ

最近は少しずつですが、
英語と国語が伸びてきています。グッ

それは学校の先生にも
褒めてもらえているみたい。チョキチュー

それでも、三人称単数現在形のSを
ずっと見落とすのが玉に瑕(きず)。チーン

なのに、現在完了形はOK。グッ
でも、受動態はアウト。チーン

おそらく、今していることはOK.
済んだことは抜けるのでしょうね。

彼にとっての大きな課題は
この「抜ける」こと。

缶の底のどこかが水漏れしていて、
それがどこなのか
微細なために最初は分からないのです。

ところがそれが、
ある日突然、崩落でもするかのように
ドッと底が抜ける。ガーンアセアセ

もう大騒ぎです。
試験数日前に発覚したら、

完全に地雷炸裂でアウト。チーン

必ずその科目はヒトケタになる。

これを自覚して気をつけ始めたのが
夏休み以降でしょうか。

そのころから顔つきが
グッと変わって来て
「イケメン街道」を歩み始めました。チョキ真顔

で、昨日の言うことは、
相も変わらずでして・・・。笑い泣き

「先生、今、『走れメロス』を学校で
 やってるんっすよ。
 オレ、めっちゃ自身あるんっすよ。
 学年末の国語は任せて下さい。」

出ましたよ、「任せて下さい」が。

この「任せて下さい」がクセモノで、
結果は「任せて下さい」ではなくて
「泣かせて下さい」になるのです。

「また大きな風呂敷広げるんかえ?」えー

「なんすか? 

 その『風呂敷』って?」えー

「大風呂敷を広げる、
 四文字熟語で大言壮語
 っちゅうんやけどな、
 まあ、デカいのは風呂敷だけで、
 なかみはショボいというのか、
 ナンも入ってへんのやね。」

「あ・・・!」ガーン

「お分かりいただけたかね?」グラサン

こういうところは、
小学5年生からのつき合いなので、
以心伝心に近いです。

打てば響く子なので、
決して頭は悪くないはずです。グッ

この「大風呂敷」が
しゃべると出てくるのが、
ホンマ、勿体ない・・・!チーン

黙っていると、

筋肉偏差値70、チョキ
学力偏差値55くらいに見える、チョキ
性格的なイケメン偏差値70、チョキチョキ
顔面偏差値60以上チョキチョキチョキ
(ジュクチョーの独断と偏見による)

しゃべると、

筋肉偏差値と顔面偏差値は変わらず。チョキ
学力偏差値と性格的なイケメン偏差値が
駄々下がりするのです。チーン

「あんな、見かけは大人、
 頭脳は子どもやないねんで。」ムキー

(ジュクチョーはこれを
 「さかさコナン」と言っている。
 もとは、
 「見かけは子ども、頭脳は大人」
 なので)グラサン

「ホンマ、
 文豪の文章を舐めとるな~。」ムキー

「そうっすか?」真顔

あ、これは完全に
太宰治の文章を上滑りで読んで、
理解したつもりになっとるな。

こ・れ・は・あ・ぶ・な・いっ!滝汗

完全に「地雷モノ」だわ。ゲッソリ

そう思ったので、
塾舎にある考査前にする
対策用の問題集でさせてみました。

すると・・・

「先生、ムズいっす・・・。」タラーアセアセ

ただ、大きく変わったのは
今までだと
すぐに机に突っ伏していたのですが、
それをしなくなったこと。

「自力でやってみます!」チョキ真顔

とな?

終了後、4割くらいは
理解できているみたいでした。

「ね? 自分が持っているイメージと
 現実との乖離やね。」

「カイリ? 
 オレ、そんなに離れてます?」

「へっ? 『離れてる』とな?」

彼の認識は「かいり=海里」で
ワタシの認識は「かいり=乖離」
でした。

 

これは無理もないかも?

難しい言葉ですからね。

「かけ離れているという意味で
 『乖離』という言葉があるねん。
 漢字が難しいんやけどな、
 高校生で習う言葉かな。
 ビジネスでも金融の世界なんかで
 使われる言葉らしいで。」

ここからは真剣な話。

(ここまでも

 真剣だったんですけれど、一応)タラー

自分が抱いていた「任せて下さい」の
イメージと現実とが
どのくらい離れているかが
分かったのだから、
試験日までにこの乖離具合を
どれだけ狭くさせていくか。

成績の高い子は、
理想と現実が
ぴったりとまではいかなくても
ズレは極めて少ないわけです。

アスリートさんなので、
こういう説明をしたら伝わるようで、

 

コーチからいわれたことを
どんな表情で聴いているのかまで
垣間見ることができるような表情で
私の話を聞いているところなんかは、

 

めっちゃイケメンなんですけれどね。タラー

 

 

 

 

 

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