※ ネットからお借りしました。
12月30日の墓参のあとのことですが、
タイミングが合わないと、
こうもちぐはぐになるものかないなと
感じた昼下がりになりました。
富田林駅から河内長野駅まで
由緒正しき近鉄南大阪線の単線を
列車はゆっくりと進んでいきます。
河内長野駅からは
駅前のロータリーから発着している
南海バスに乗って観心寺へ。
タイミングのズレは、
まずここから始まりました。
尾籠な話で恐縮ですが、
ワタシ、冬場はトイレが近くなります。
なるべく飲み物を控えておりますが、
たゆまず体内で続けられている
新陳代謝なるものは
ワタシごときの意思では
どうにもなりませぬ。
そういう意味では、
我が身とはいえ、
意のままにならぬ所が多いのです。
親から授かった身体とはいえ、
意のままにならぬことに遭遇すると、
「ニンゲン様の身体はめんどくさい」
という捨て台詞を吐きたくなります。
この身体は魂の借り物に過ぎない
という想いは、年々強くなります。
所詮は借り物という感覚ですね。
まあ、だからこそ、
その反面と申しますか、
その借り物から
ついには魂が
抜け出なきゃならなくなったとき、
どなたにかは分かりませぬが
・・・スピ的な人から言わせれば、
多分神様なのかしら?・・・
その神様とやらに、
お返し奉らねばならないわけで、
現状維持ならいざ知らず、
ボロボロにして
お返し申し上げるのはアカンのやろな、
という想いが強くなってきています。
まあ、そんな話は
ここまでに留めまして・・・。
で、「近くなった」トイレで
用足しを済ませて
駅舎の階段を下りてみたら、
ちょうどバスが留まっているでは、
あーりませんか!
ですが、淡い期待は
そのバスにあと3mほどの所に
ワタシがいる時点で
無情にも発車してしまったことで
見事に裏切られました。
ナンか、ヤな予感・・・。
霊感なんてからっきしで、
予知能力なんていう高等なモノは
一切持ち合わせてはおりませんが、
このタイミングのズレが
うっすらとイヤ~な感じで
今回だけは妙に
あとあとまで引いていました。
それでも10分程すれば
観心寺経由のバスは
来るのですけれど、
このあとの行程を考えれば
早め早めが理想的なのです。
バスに乗れば15分程で
観心寺の停留所までたどり着けますが、
観心寺までは
ちょいと離れておりまする。
徒歩5、6分でしょうか。
すかさず
河内長野行きのバスを確認すると、
時間的な余裕は40分しかありません。
あ、観心寺の金堂に上がってたら
間に合わんことないか?
ということで、
本来なら金堂の中まで
上がらせていただいて
ご挨拶を申し上げるところ、
いわゆる遙拝(というのかしら?)、
つまり、
お堂の外からのご挨拶もそこそこに
大日如来様と楠木正成さんに
ご挨拶を申し上げたら、
すぐさま停留所に早足で向かいました。
河内長野行きのバスは
タイミングがずれることもなく
乗れたのはよかったのですが、
久世観音様と
如意輪観音様に叱られへんかな、
という後ろめたさが拭えない・・・。
まあ、しゃーないかと、
無理からに納得させる。
こういうのを
自己欺瞞とかいうのかしら?
それからは、
近鉄南大阪線で古市駅まで行き、
今度は吉野行きに乗り換えて
尺土駅まで行き、
そこで御所線に乗り換えて
終着の御所駅まに向かいます。
本日の大問題はここからです。
奈良交通のバス。
とっても優しい運転士さんと、
この上もなく態度のでかい運転士との
驚くほどの落差があります。
必ず1回は
態度のでかいのと遭遇するのは
ナンでやろ?
こういうときに思い出すのが
100個のパンの祈りの中の
1個のパンの呪い。
この世のモノとも思えない
おいしいパンを作る祈りだけでは
おいしいパンは作れない。
その中に、1個だけ
この世のモノとは思えないほどの
まずいパンができるように呪う。
つまり、100個全部を
おいしくしようというのは
欲張りなこと。
良い結果を得ようとするなら
悪いことも少しだけ受け入れる。
そういう寛容さが大事なのだという、
ウチの塾の国語読解の
教材に掲載されている物語です。
これを素直に受け入れられれば
人間的に成長しているわけですが、
ワタシはまだまだ悟りが浅いようです。
で、例によって
とことこと歩きました。
御所駅停留所より
1つ向こうの停留所の前に
神社さんがあります。
ここへきて尿意が・・・!
ホンマ、めんどくさい身体やわ!
という恨み言を噛んで、
トイレを使わせていただきました。
で、ここで妙な引っかかりが・・・。
これから高鴨神社さんに向かうのに、
我慢できひんかったとはいえ、
他の神社さん、
それも見知らぬ神社さんに
のこのことを入っていって、
ご挨拶もせんとトイレだけ
しれっと使わせてもらうなんて、
罰当たりとちゃうのかな?
ホンマ、考えすぎです。
ところが、このことが原因なのか、
久世観音様と如意輪観音様が
やっぱり怒ってはるのんか、
結局、目の前でバスを逃してしまって、
高鴨神社には
たどり着かせてもらえなかったのです。
ところで・・・
本を出版させていただきました。
画像をクリック(タップ)すると
Amazonサイトに飛びます。
Youtube指導動画はこちらから
お子様の教育に関するご相談を
受け付けています。
※小冊子「国語の隙間」・
「ニュースレター」・
国語読解のニュースレター」を
プレゼント中です。
ZOOM遠隔授業のご相談も、どうぞ。
気になる親御様は、今すぐ、
下の塾のバナーを
クリック(タップ)なさってください。