※ ネットからお借りしました。

 

日光東照宮にあるもの。

「見猿・言わ猿・聞か猿」が
最初に浮かぶ人が多いと
思うのですが、
ワタシが気になるのは「眠り猫」。



※ ネットからお借りしました。

 

12日の日曜日にひょんなことから

完全休日になり、
思い立って
飛瀧神社と玉置神社に参詣してから、
2つ変化が起きています。

そのひとつが
眠くて仕方がないことです。

宵っ張りの生活もあるのですが、
冬になると、
たたでさえ眠くなる傾向になるので、

クマの霊が
背中に乗ってるんとちゃうかと
思わずにはいられません。

ホンマに乗ってたら
腰を抜かすレベルなので
まあそれはないでしょうけれど、
とにかく眠いのです。

放っておいたら1日中
寝ているかも知れないレベル。

寝る子はよく育つとよく言われますが、
還暦過ぎて暦が還っているとしても
幼子やあるまいしで・・・。

今日のブログのネタは何じゃらほいと
考えていて、
この眠気をきっかけに「眠り猫」が
脳裏を横切りました。

日光東照宮には幼い頃に
1回だけ行った記憶があります。

何だかきらびやかで広かったなぁという
うっすらとした記憶しかありません。

もっともその記憶が
東照宮のそれだったことに
気づいたのも、
もっと後のことだったくらい
おぼろげなものです。

もろん、
「見猿・言わ猿・聞か猿」や
「眠り猫」の存在も、
高校生くらいになって知りました。

この「眠り猫」のことを
ネットで調べてみますと、

大抵のサイトには、
「実は眠っていないのでは?」
という説があると書かれています。

塾舎の表通りに面した部分には
大きな窓ガラスがあるのですが、
それを通してちょいと上に目をやると
向かい側のお家の大屋根が見えます。

春先になるとその大屋根の上で
春眠をむさぼっているノラネコを
よく見かけますが、

猫の身体の柔軟性を見せつけるように、
よくもまあ、あれだけ伸ばせるよなと
思わず言ってしまいそうになるくらい、
びろ~~~んと伸ばせる限り伸ばし、
四肢を投げ出して寝ております。

ワタシも以前に住んでいた家の庭に
漱石という名のノラネコが
住み着いていて、事実上、
そのノラ様に

ワタシが飼うという形に
されてしまっていたのですが、

塾舎に生徒さんが

やってくる時刻になると
どこからか現れて、
靴脱ぎ場のスノコの上に
前脚だけを投げ出して座り、
自ら営業部長の任務を
果たしておりました。

まあ「漱石ネコ」にとっては、
食事が出てくるのを
根気よく待っているに
過ぎなかったのかもしれませんが、
人語を解していたのは
確かなようでした。

で、「漱石ネコ」にしても
野性を忘れたようなところがあって、
陽光が降り注ぐ昼間なんぞは
特に陽がよく当たる門柱を
背もたれにして
まるで
人間が座っているみたいな恰好で

(いわゆるオッサン度丸出しで)
ウトウトと寝ていましたし、

「漱石ネコ」は、夜になると、
玄関ポーチに、
彼女(メスネコです)の
請求に応えるようにワタシが用意した
ボックスの中で寝るのですが、

夜中に戸締まりを確かめに行くと、
なにやら低い音が聞こえるので、
怪訝に思い静かに
玄関の扉を開けて確かめると、
彼女のいびきだったなんてことは
しょっちゅうでした。

ネコって夜行性やなかったかな?
爆睡しとるがな。

とまあこんな毎日でしたので、
およそネコとは
かくなる生き物なのかと
知るに至るわけです。

そういう記憶から、
東照宮の「眠り猫」を
写真とはいえじっくり見まするに、
前脚を行儀良くそろえてはいても、
今すぐにでも行動を起こせそうな
スタイルなので、
目は閉じられてはいても、

「もしかしたら起きているの?」

と尋ねたくなるように見えるので、
眠っている振りをしているだけで、
実はときおり薄目を開けては、
こちらの様子を
伺っているのではないかという
サイトに書かれた文言に
頷かずにはいられません。

振り返ってワタシです。

一旦起きると活発に動くので
眠気も吹っ飛ぶのですけれど、
業務も終盤に差しかかると、
ちょっと油断でもすれば
眠気に絡みつかれそうになります。

眠気を帯びた状態のときは
エネルギーを
充填しているときだというのは
スピ系の人の言ですが、

ずっとこのまま
充填のしっぱなしだったら
目も当てられませんがな。チーン

東照宮の「眠り猫」の写真を見ながら、
はて、ワタシは、
前脚をそろえて投げ出さずに、
いつでも出動できるように曲げて
実を低くしているだけの
「眠り猫」なのか、

塾舎から見える
日だまりで四肢を投げ出し
身体を伸ばしきって
眠るこけているだけのネコなのか、

どっちなんやろなと、
ちょいと複雑な心境でございます。

 

 

 

 

 

 

 

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