広島のZOOM生であるN君。

 

彼が通う学校の中間考査で、
幾何のテストに
なかなか手強い問題が
出されていました。

 

問題を公表すると
学校名が分かってしまうので
割愛しますが、

 

歴史上の有名な数学者の逸話を元に
それを実生活でどのように
役立てていけば良いか、
自分なりの考察を、
相手に分かるように
丁寧に説明せよというものです。

 

中学1年生で、
数学的論文を
書かせようとする試み。

 

レベルが高いです。

 

あまり上手に書けなかったN君。

ちょっとしょげていました。

 

ZOOMでつながったとき、
見るからにどんよりした
オーラを出してましたが、

 

授業の半ば頃に、
私からアドバイスをしました。

 

その数学の偉人の逸話ですが、
先生が余談として
話されたのではなくて、
内容をノートに
書き留めるように
おっしゃったそうです。

 

以下は、彼との会話です。

 

「それで、君はちゃんと書いたの?」
「はい、書きました。」

 

「それだけ?」

「へ?」

 

キョトンとしています。

 

「う~ん、それじゃあ、
 上手にならないね~。」
「あ、そうなんや・・・」と
またしょげてしまった・・・

 

「じゃあ、いい方法を
 教えてあげようね。」

 

これはワタシ流、
文章の書き方です。

 

ワタシ、文章を書き始めると
時間のない世界に入っていきます。

 

まっさらのボールペンを
一晩で全部使い切ったこともあるほど
書き始めたら止まらない。

 

どんどん書きたいことが
あふれ出ているときは、
止められないし、とめないのです。

 

流れ出るような発想でも、
一晩寝たら無に帰している。

 

でも、体力的な限界があるので、
そこでどうするか・・・

 

流れるように出てきている
そのときの状況を
すぐに再現できるように
リード文を書いておくのです。

 

いわゆる引っかかりを
残すのですね。

 

翌日か翌々日くらいだったら
続きをほぼ再現できますし、
そのときには出て来なかった
新しい発想も出てきたりします。

 

そういう話をしながら、
「じゃあ、今度、そのような逸話を
 先生が話されて、
 ノートにとる機会があったら
 試してごらん。」

と言って、こんなことを話しました。

 

先生が話されることを
ノートにとっているときでも、
引っかかる場所があるはずです。

 

例えば、「これ、ナンやろ?」とか
「ネットで調べられへんかな?」
と、書きながら
思うことがあるでしょ。

 

そのとき、頭の中から
触手が出ているのです。

 

でも、その瞬間を逃したら
二度と再現されないことが多い。

 

「あとでエエわ」ではね・・・。

 

そこで、一瞬の隙間に
すかさずに「ネットの『ネ』」を
書いておくとか、

 

「ここ、おもろそう」とか
「ここ、調べよ」とか
ちょこまかと書いておく。

 

帰宅後、出来ればその日のうちに
ネットとか事典とか、
参考書とかで調べて
それをノートに書き留めます。

 

先生がおっしゃったことと
自分が調べたことを
何度も読んで、
自分なりの考えを書いておく。

 

それを何度も読み返して
間違いがないか、勘違いがないかを
丁寧に検証し、

 

出来れば先生にも
観ていただくという方法がある。

 

すると、先生から有効なヒントを
いただけるかも知れない。

 

それがテストに出されたら、
君は完璧な数学的論文を書けます。

 

文章力は、
そうやって鍛えてゆくのです。

 

すると、N君の表情は
急に明るくなりました。

 

「へ~! 
 そんな方法があったんか~!」

という新発見の表情。

 

目がキラキラしているね。

それでこそ、あなたです。

 

 

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