※ Charlie Puth(チャーリー・プース)
ちょっと色んなことがあって
落ち込んでました。
気だるい火曜日の朝。
目覚ましと時計代わりにかけている
ラジオがワタシの耳を捉えました。
もちろんFM COCOLO。
早速ラジコでオンエア曲を検索。
Charlie Puth という
若いアーティストです。
曲の分類はR&B。
題名は
『The Way I am(これが僕なんだ)』
英語の語調に合わせたメロディーと
リードギターの
ユニゾンで始まります。
どのようなジャンルの曲であろうと
絶対的な作曲法の上に
成り立っているのを感じさせるのが
洋楽のすごいところです。
最初に登場させたメロディラインが
曲全体を支配してはいるのですが、
時には主旋律になり、
次には対旋律(オブリガード)と
主旋律の立場を逆転させてはいても
どこかで主旋律の部分は流れている。
いわゆる対位法です。
頑固なまでに古典的な作曲法を
踏襲しながらも、リズム感や音作りは
現代的になっている。
この確かさが、
初めて耳にしたはずのワタシに
オモシロイと感じさせ、
その瞬間にとりこにさせる。
J-POPS の悪口でも批判でもなく、
こういう伝統的な作曲法の上に
構築されていないから、
どこかワンパターンで、
一見すると、どこ会社のクルマか
分からないほど、どのクルマでも
同じようなデザインになるのと
何ら変わらない。
その点では、
テールランプだけで、
BMWだとかベンツだとか、
シトローエン、ルノー、
ジャガーだと分かるヨーロッパ車は
デザイン面では優れているように
思えてなりません。
確かに中身の安全性や確かさは
日本に軍配が上がるのだけれど、
デザインに限っていえば
あんまりおもしろくない・・・かな?
音楽でもおんなじことが
言えそうな気がするのですね。
それと歌詞の違い。
惚れたの腫れたのと
軽々しく歌わない。
The Way I am. だなんて、
「これが僕なんだ」という
強い主張を歌にしている。
だから説得力がある。
こういうフォーカスされた感じが、
J-POPS はどうしても
弱く感じてしまうのは、
ずっと西欧の音楽に浸り続けてきた
ある意味ではワタシにとって
功罪かも知れません。
もちろん曲がりなりではあっても
一応専門的に勉強してきたし、
見方によっては
ちょっとうがったような角度から
一瞬にして曲を分析してしまう耳は
ときには役立つのだけれど
ときには邪魔です。
そのひねくれた耳に
「これ、エエな~」と
思わせた曲です。
※ こちらは対訳付きです
それで、ラジコの
「購入する」というアイコンが
立ち上がらないようになっていたのは
ナンで?
どうも、最新のアルバムに
収録されるのだとか・・・
なるほど、
何時間かに一度流されているのは
プロモーションというわけか・・・
今回も FM COCOLO の手に
わざとやられてやるか・・・
これは現在、思案中です。
この曲に巡り会えたことで、
落ち込んでいた気持ちが
復活しました。
感謝多謝です。
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