今日届いたもう1枚のCDが
内田光子さん演奏の
ショパンのピアノ・ソナタ
第2番と第3番。



 

昨日の夜は
李雲迪(リ・ユンディ)さんの
ショパンを堪能しました。

それで、以前に聴いた
辻井伸行さんのショパンと
ラフマニノフの作品の演奏で
受けた印象と
リ・ユンディさんの演奏で
受けた印象を
自分なりに分析してみたのです。

その元にしたのは
アルトゥール・ルービンシュタインと
ウラディミール・ホロヴィッツの
最古参の巨匠クラスの演奏と、
マウリツィオ・ポリーニと
ヴラディーミル・アシュケナージの
古参の手前クラスの演奏です。

明らかに、
今から30年か40年ほど前の
ポリーニとアシュケナージが
ショパンコンクールで入賞して
衝撃的なデビューをした頃の
ショパンに対する演奏解釈は、
最古参と共通するところが
たくさんありました。

全体的にガッシリとした感じがして、
やや骨太なショパンというイメージ。

もちろん健康的です。
病弱だったショパンのイメージは
どこへやら?

もっとも、彼が病弱だからといって
演奏までそんな感じというのも、
聴いていて辛いものがあるので
あまり戴けたものではありませんが、
骨太な感じで、
ベートーヴェンの解釈に近くて、
ドイツ的な解釈が強いように思います。

ところが、
辻井伸行さんや
リ・ユンディさんの演奏を聴くと、
しなやかというのか、
たおやかというのか、
すごく線の細いショパンなのです。

ガッシリなショパンさんではなくて
スリムでどこかスタイリッシュな
ショパンさん。

あ、でも病的ではなく、
そこは、あくまでも健康的です。

あのガッシリ感、骨太感が薄れていて、
ショパンの作品に対する
新しい解釈の風が
吹き始めた感じがします。

その風が爽やかなんですね。

それで、内田光子さんの演奏を
聴いたのですが、
ちょっと独特だったので、
びっくりしました。

妙な表現ですが
骨太でもなく
スリムな感じでもなく
ナンか、
ややむっちりとしたショパンさんを
イメージしてしまいました。

それで、昨日いただいたコメントの中で
紹介して下さった若き演奏家が、彼です。


チョ・ソンジンさん。
韓国のピアニストです。

おお、
ここにも若きホープの存在が・・・!

早速、
ショパンのピアノ協奏曲第1番と
4曲のバラードとのカップリングCDを
Amazon で発注しました。

カリフォルニアからの発送なので
2週間待ちやろな~・・・。

ワクワクしながら待ちます。

 

 

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