皇居ランナーの急激なマナー悪化? | COPDランナー大熊猫がいく

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タバコはまったく吸いません。だから、COPDをタバコ病と呼ばないで!
2013年2月3日 別府大分マラソンでサブスリー達成
そして、同じ年にCOPDと診断を受ける。
でも、だから終わりでは無い。
自分が諦めなければ、そこに道は続くはず
病気に負けない!

ここ2週間ほど、皇居をジョグする機会が増えています。
その中で感じるのが表題の件。

以前から、まあいろいろ言われてはいましたが、
「まあ、そう言うのもいるし、言う人もあれだよね」って感じでした。
ところが、「これはちょっとまずいんじゃない?」って雰囲気になっていました。

まずもって、人が増えました。
増えてはいたのですが、増え方がかなり過剰です。
もう、ほとんど誰も気にしないで走れる区間が無い感じです。

誰かを抜いているし、抜かれている・・・そんな感じです。

だから、危険度というかマナー悪化が目につくようになったのかも知れません。

特に目についたのは・・・

横へ広がって走る行為
声もかけずに高速で抜く行為

この2つですね。

まあ、目新しい話ではないのですが、これがともかく増えました。

下手をすると「右から抜きます」と声をかけているのによけてくれないケースも。。。。

おそらく、これはマイナスの相乗効果ですね。

ゆっくりランナーはお話しとかしながら走りたがる。
そうすると、どうしても横に並びがち。
それを高速ランナーは腹立たしく思う。
腹立たしいから、無言で抜く。
下手すると接触しながら・・・
無言で抜かれると、びっくりするし、これも腹が立つからよけるのがイヤになる。

のんびりジョグをしたい人
きっちり走りたい人

それぞれがそれぞれを思いやるってことを、しなくなってしまった結果なんじゃないでしょうか?

だとしたら悲しいし、そんなことしていたら早晩事故になります。
事故が起きたら、「それみたことか!」と皇居はランニング禁止になるかも知れません。

そうならないように、お互い気遣う気持ちは必要です。

そして、それらを指導していくのに大切なポジションにいるのは、増え続ける皇居ラン拠点ではないでしょうか?

昨日も、どことは言いませんが某有名拠点のTシャツを着た集団がいました。
もちろん、先頭はそこの施設の方です。
それが横いっぱいに・・・4列ぐらいに広がって走っているんです。
これは、もう自分で自分の首を絞めているとしか思えません。

自分のところのお客さんが楽しむことだけを優先した結果、どんなランナーが育つか。。。
想像しただけでわかります。
ランナーの人口は増えたとは言え、非ランナーの方が多いのが実情。
マナーの悪いランナーが増えれば、
こういった方々からバッシングやクレームが増えれます。
そうすれば、ランニングブームそのものが危ういでしょう。

だからこそ、ランニングを文化として根付かせるために、こういった施設の方々にはきちんとした教育をして欲しいと思います。

正直、今のランナーのマナーの悪化は新しいランナーのマナーが悪いのではなくて昔からのランナーのマナーが悪いためじゃないかと思っています。
だから、マネされるんですよ。

ベテランランナーが正しいロードの走り方を実践しなかったら、初心者はどんどん悪い走り方をマネしてしまいます。
当たり前の話です。

以前こんなことがありました。

昔からあの地域で有名な走友会です。
集合場所は和気清麻呂像前。
よくある話です。

しかし、なんと!自分たちの荷物・のぼり・すべてのものを和気清麻呂像の足下に置いているのです。
清麿が置かれている段の下ではありません.
段の上のまさに清麿像がある場所にです・・・

情けないですよ。。。

宗教的な意味ではなく、日本の歴史的な背景としてなぜ皇居に和気清麻呂の銅像があるか?
それを考えたら、そんなことは出来ないと思いますが。。。

しかも、若い集団じゃなくて50代60代以上のいい大人な集団が。。。

外国人観光客も写真を撮ろうとして戸惑っていました。
日本の恥ですね。
悲しかったです。

話がだいぶそれました。。。

私は、皇居・・・まあ皇居だけじゃないと思いますが、
それらのランニングマナーの向上には、まさにサブスリーを狙うようなランナーの正しい導きが必要だと思います。
導きと言ったらえらそうですが、やはり見られていると思います。

そう言ったランナーが正しく走る姿は絶対に大切です。
自分を棚に上げて、初心者ランナーの非をあげつらうのは間違っています。
どうもBlogなどを巡っているとそう言う記述があります。

人の振り見て我が振りを治すのです。
まず、ベテランランナーが自分が正しい走りをしてるか振り返ることは大切ではないでしょうか?

あとは、音楽ですね。
音楽を聴きながら走る人は多いと思いますし、悪いとは思いません。
でも、やはりボリュームに気をつけることと、
ヘッドホンを密閉型のものにしないで、
外部の音が聞こえるようにしないと危険です。
かけてくれた声にも気づきません。
また、仮に自分を抜くランナーが自分の練習だけに精一杯の人だったとしても足音や息づかいが聞こえれば逃げることが出来ます。
もちろん、車や自転車の問題もあります。
音を遮断するのは、外部からの情報を一部遮断することですから極めて危険です。

そんなわけで。。。。

少なくともこれくらいは実践できるようになれば良いなと思います。

 1. 狭いところでランナーを抜く際は声をかけましょう
 2. 広いところでは2列以内、狭いところは1列で走りましょうう
 3. 音楽を聴く際には外の音が聞こえる状態を確保しましょう

この3つを守るだけで、ずいぶん気持ちよくはしれるような気がします。
たった3つです。

私も気をつけないとです。。。