女泣かせのAの最後の結末~Part2~ | オールウェイズ・朝日町の夕日

女泣かせのAの最後の結末~Part2~

元々不器用で真っ直ぐな性格のK・・・。

あれで完壁の演出だと思い込んだはず・・・・

結果、連行されるとは思いもしなかっただろう。


なにより一番焦ったのがAだったあせる

連行されなければ、そこで制止役のAが登場し、かっこいい所を見せてアピールする計画だったのが予想だにしない展開。

本来、その計画も時代劇くらいしか無いシーン・・・。

考えが古い・・・・。


Kの事を心配するどころか、予測しなかった展開に向い始める事に苛立つA。


「どうにかしてKが、俺の事をチクらない様に密かに言わないといかん」


と、仲間の為に体を張るKに申し訳ない気持ちなど見られない。


Aは次の計画を言い出す。

それは、私が彼女を呼び出し、何か話し込んでるところにAが登場し、話に加わる計画。


それを打診された。

全く自分の事しか考えてないAに腹が立ってきたプンプン


「先にKに謝れ!それからだ!」


と、言うと、すねた様に


「もう良か!お前には頼まない。それにKだって、あそこまで派手にしろって言った覚えは無い。あそこまでしたのはKが悪い!」


逆ギレ・・・!!


数日経って、Aが近づいてきて、


「今日、放課後に告白する事になった!まあ良い報告を期待しろよ!」


と、涼しい顔で話しかけてきた。

何と、前回の計画で職員室に連行されたKを、


「俺がうまく行ったと同時に、Kにも女を紹介するから」


と、そそのかし計画実行のメンバーに再度参加させてた。

AもAなら、KもK・・・・。


放課後、Aの告白場所の校内の部室煉裏に行く。

着くなり、どうやら告白が終わったようだ。


「ありがとう!ばっちり!」


と、言い親指を立てこっちに来る。

どうやら上手くいったらしい。

ここまで何人の協力者がいたのか?


校内でも噂の2人になった。

登下校も、昼休みも、放課後の部活前も一緒。

この時点で、まだKはだれも紹介して貰ってない・・・・。


2ヶ月が経った。

その彼女がどうやら別れたがってると噂で聞いた。

理由は納得した。


平日も一緒、休日も一緒に居たい為、無理させてたらしく、彼女の同級生らが徐々に離れていったらしい。


当然、彼女の冷めた気持ちは日々大きくなり、Aの耳にも入った。

これまで女に夢中になり、同級生を相手にしてなかったAが久々に話しかけてきた。


A「ちょっと力になってくれ」


「何?」


A「今度の日曜日に女の家に行って、家から連れ出してくれん?」


「馬鹿かぁ、何で話もした事無いお前の女の家まで行かんといかんの?できん!」


断わった・・・。

こいつ全くわかっとらんショック!


実は彼女が、次の月曜の放課後大事な話があるから、それまで合わないとなってたらしい。


最近の噂を耳に入れてるAは、月曜に完璧にフラレると判断してた。

だから日曜日に呼び出し、説得する計画であった。

しかし、私から断わられ、他に頼める奴はいない。

Kにもお願い出来るはずも無い。


月曜、放課後を待たずして、意外な結果を見ることになった。

噂は広がり、放課後にフラレるであろうAをリアルに見たい連中が集まる予定だった。

この連中は、Aの事を良くは思ってない、過去に苦湯を飲まされた者達!


昼休み、Aが彼女の教室に行き連れ出す。

渡り廊下の目立つ場所で話してる。

声は聞こえないが、なにやらAが一人で話、彼女は下をうつむいてる。

数分後、分かれた。


我々の元にやってきたAは、


「もうあの女には飽きたから、捨ててやった!」


と言う。


実際は、放課後フラレる危機感とプライドから先にフッた方が後にかっこ悪く無いと先手を打った行為に及んだ。

したたかな人間である。


まだまだAの列伝は続く・・・・。