ベルは我が家に
初めてきた猫です。
私が働いていて
小学生だった子供たちが
寂しくないようにと
家族に迎えました。
最初に来た時は
噛み癖があったり
少し大きくなってからも
自分から私の膝に乗るのは
いいのに
私から抱っこすると
めちゃくちゃ嫌がるという
女王様気質の子でした。
しかもほぼ私の膝にしか
乗らないという感じ
でも家族のみんなから
一番愛されていたベル。
そんなベルが
ここ数か月は
家族のみんなの膝に
乗るようになって
特に夫には毎日
撫でてくれコールをして
いました。
思えば・・・
お別れが近いことを
察して
最後にみんなに
甘えていたのでしょうか・・・。
晩年は腎臓病と
甲状腺機能亢進症を
患って
発覚してからは
1年半以上
がんばってくれました。
10月6日の金曜日くらいから
足元がふらついたり
ジャンプを失敗したり
土曜日はふらつきながら
なんとかお水も自分で
飲みに行ったり
おトイレも行けたのですが
日曜日には
自分では歩けず
お水も飲めなくなって
おしっこもその場で
出てしまう状態になりました。
お別れが近いことは
明らかでした・・・。
脱水をしているのも
わかっていたけれど
輸液という選択は
私はしませんでした。
それは
ルルの時に輸液をした
あとに胸水が溜まってしまい
呼吸がものすごく
苦しそうになってしまったから。
輸液をしないという選択は
どこ猫ちゃんにも
当てはまる選択では
ないと思いますが
動けなくて
しんどそうではあったけど
呼吸はゆっくりで
最後まで
そんなに苦しそうでは
なかったベルを見て
この選択は
間違っていなかったと
思っています。
月曜日の夜、
私と夫と娘がいる時に
少しずつ口呼吸になってきて
最後は少し
「にゃー」と泣きましたが
ほとんど苦しまずに
旅立ちました・・・。
ベル・・・
家族になってくれて
ありがとう。
ちゃんと
最後にお別れを
させてくれて
ありがとう。
明日の夜に
ベルの肉体とも
お別れします・・・。
姿が無くなると
もっと悲しみが
こみあげてくるんだと思います・・・。
最後に残った
ロロももう17歳と5ヶ月。
少しでも長く
そばにいて欲しいと
願うばかりです