「不安」は誰しもあるもので、どこまでいっても「不安」は無くならないです。
しかし「不安」で押しつぶされそうな人や、「不安」でこの先の人生良い事なんて起こらないんだと思い込んでいる人は「認知行動療法」をやった方が良いです。
認知行動療法は調べてもらえれば色々出てくるので、興味ある方は調べてみて下さい。
今回は「自動思考キャッチトレーニング」をご紹介します。
自動思考とは 自分に何か起こったときに、自分の頭にパッと浮かんだイメージや思考の事。
ポジティブなイメージや思考はほっといても良いのですが、「自分はダメなやつだ」というネガティブなイメージでメンタルがやられていくわけです。
メンタル改善の基本として「自動思考を意識できるようになる」のが始めの一歩です。
自動思考記入シートになります。最初のうちはこれで浮かんできた思考を書き込んで、自分がどういう自動思考をするのかを知ることから始めます。
その場で書けるのが理想ですが、一日の終わりに書き込んでも良いです。ただし、ネガティブなイメージのまま寝ると、そのイメージが固定化されてしまう恐れもあるので、必ずハーブティーを飲むなど気分転換してから寝て下さい。
馴れてきたら自動思考をその場で意識することができるようになるので、慣れるまで続けて下さい。
使い方
環境 自分にストレスを与えた原因や状態を書く 「仕事でミスをした」「彼女 に振られた」「友人に馬鹿にされた」
思考やイメージ 頭に浮かぶイメージ 「机の前で怒られている映像」「給料が減った」「居酒屋で笑われている」
感情や気分 感じたこと 「怒り」「悲しい」「つらい」「悔しい」など
身体の反応 体に現れる生理現象 「心臓がバクバクする」「手を握りしめている」「涙が止まらない」など
行動 ストレスに対して自分がとった行動 「やけ酒をあおった」「ずっと泣いていた」「じっと耐えていた」
などです。慣れないうちは自動思考がキャッチできなくてもOKです。その時は「身体の反応」や「行動」を記録するだけでも良いです。
やっていくと「あっ 心臓がバクバクいっているな」とか「自分なんてダメな奴だと感じてる」などその場でわかるようになりますので、気長に取り組んでいきましょう。