「才能が9割」とか努力する遺伝子があるとか、遺伝子解析が進むにあたって、生まれが9割という説がまことしやかに流れています。

 

生まれてもう運命が決まっているのなら、頭がいい家系の人はみんな頭がいいのか?というとそんなことはないようですし。

「トンビが鷹を生む」ということわざもありますし、肉体的にパワフルな人の子供は、みんなパワフルなのかと言うとそうでもないようです。

 

例えば足の速さといったことも、遺伝子が10個ぐらい関わっているようで、その遺伝子のオンオフでどのくらい発現するかも変わってきますし、環境でも違ってきます。

 

つまり「才能」と一口に言っても、外見などのように生まれでほとんど決まってくるものもあれば、内面的な才能のように生まれだけで決まってくるものでもないものもあります。

 

じゃあ、才能なんてないのか?というとそんなことはないです。

ある程度の「傾向」は個人ごとで違うので、自分にぴったりはまるものを「探す」事が必要です。

当り前のようですが、その為にはいろんなことに興味を持って、小さく試してみる事が必要です。

 

どんな人にも「傾向」「偏り」はあります。自分の傾向を理解し、自分の偏りをどう生かすかを考えてみるのが必要です。

 

今は色々な検査もありますし、まず入り口として受けてみるのも良いと思います。

 

人によって偏りが違うことを理解し、自分の偏りを生かす場所で戦う方法を見つけましょう!