仕事などであれも、これもと一度に複数の仕事を掛け持つ人がいます。

仕事を切り分ける事ができずに「午前中にAとBとCをやらなくちゃいけない」とあれもこれも並行で仕事を進めた結果、残業になっている人がいます。

 

実際にマルチタスクは作業効率を40%低下させ、シングルタスクに比べて作業時間が50%長くなり、作業ミスが50%増加するというデータがあります。

 

また複数のタスクを切り替えながら作業をした場合、切り替え時に集中力が途切れ、途切れた集中を取り戻すためには25分かかるというデータもあります。

 

マルチタスクで仕事を進めた結果「段取り下手」という自己評価になっては逆効果です。

 

しかしマルチタスクの罠と言うか、マルチタスクをしていると「忙しい風」になり、満足感が高まるのです。

 

これを防ぐには「何をしなければならないか」より「何に集中するべきか」を考えて優先順位を付けるということです。

 

接待に行わないといけない仕事、やっておけば将来の自分の為になる仕事を決めて、その為の時間を確保します。

その仕事をシングルタスクで集中してこなし、空いた時間に他の仕事を処理します。

 

仕事は自分の満足感も大事ですが、成果で語られるものにしたいものですね。