クリティカルシンキングとは物事を鵜呑みにしない能力の事です。

 

一つの事を色々な視点から見る事によって、問題を新しい視点から見られることにより、とらわれることなく解決法を見つける事ができます。

 

例えば親から「いい大学に入って、いい会社に入ることが正解」と言われ続けて育ったとします。

この場合、良い大学に入れなかったら、もう正解の人生ではなくなってしまいます。

そして今は良い会社に入っても、ずっと将来も良い会社であるかどうかは誰も分かりません。20年前に一流と言われた会社で今も一流であり続けている会社は数えるほどしかありません。そしていい会社でもリストラなどありますし、残念な上司に当たってしまったら、うつ病になるかも知れません。

 

そう考えていると、良い大学に入って、よい会社に入ることが正解とは言えないわけです。一つの答えではありますし、運が良ければ、ずっと同じ会社で定年まで働けるかもしれません。

 

そう言った可能性をいくつか考える事ができて、その選択肢を自分で試すことができる考え方がクリティカル・シンキングになります。

 

クリティカル・シンキングの方法は以下の通りです。

 

1・前提条件の特定と疑問視

 

自分が直面している問題の前提を疑う。

 

2・コンテクスト(文脈)の重要性の認識

 

環境や状況や物事の前後関係の考える。自分を取り巻く環境や人間関係などの状況や依存度を考える。

 

3・代替の選択肢の探求

 

他の選択肢を挙げる

 

4・思慮深い懐疑的な態度

 

いくつか挙げた選択肢を小さく試して、結果と向き合う。

 

 

以上です。次から内容をお伝えしていきます。