最近の研究で誇りがあると物事の成功率が上がるということが分かっています。

 

誇りがあるというと、何だか傲慢な、嫌な感じがするという方もいると思います。

 

傲慢と誇りは違います。

傲慢とは、根拠もなく人より自分の方が良い人間だと思い込むことです。

誇りとは、自分が身につけたスキルや、自分が乗り越えてきた経験に対する誇りの事です。

 

傲慢な人は衝動性や外的報酬に動かされやすくなってしまいます。平たく言えば人の評価に左右されやすくなります。そうすると人からの賞賛に左右されてしまう為、不安が強くなって

 

他方誇りを持っている人は、自制心や忍耐力、目標達成率が上がるとされています。内的欲求と言って、自分の内から湧き上がってくる気持ちが原動力になるために、人の評価に左右されにくくなります。自分の気持ちに素直なので、幸福感が高まります。

 

傲慢と誇りは違いますが、傲慢にならずに誇りを持つためには謙虚さを意識することが大切です。

周囲からどのような援助があるかを普段意識しましょう。

周囲からの賞賛より、自分の価値観に沿った行動ができているかどうかなどを意識することなどが必要です。

 

誇りを感じると忍耐力が上がり、簡単に投げ出すことが無くなります。いわゆるグリットと呼ばれる「やり抜く力」が高まります。

さらに誇りを持つことができれば、周囲に人がよってきます。例えば、明るく、謙虚で粘り強く困難に当たれる人は魅力出来ですよね。

自分に誇りがあれば、困難な状況でも粘り強く取り組む事ができ、周囲に人が集まってきます。

 

このように誇りを持つことができれば、社会的に成功する確率が高くなります。

しかし誇りを持つことは自分のスキルを高めたり、困難な状況を乗り越えたりと、長期的な取り組みが必要になってきます。

 

 

 

この誇りを短期間で身につける事は出来ないのでしょうか?

 

と言うことで、短期間で誇りを持てるワークを紹介します。

 

・誇り日記

日記はメンタルへの良い効果があることが分かっていますが、誇りを持つことにも役に立ちます。

日々成長しているという記録や出した成果を付けていきます。

少しづつでも前進しているという振り返りが自己効力感を生み、自分の誇りに繋がります。

 

自分を卑下してしまう人は他人から自分の能力の評価を貰うのも一つの方法です。

 

ぜひ、誇りを持てるような行動を普段から採って欲しいと思います。