昨日、相手の幸せを祈ると幸福感が上がるという記事を上げました。


今日は感謝についての記事です。


なんと、感謝をすると人は自制心が高まり、長期的な目標を達成しやすくなるらしいのです。


デイヴィット・デステノ著

「なぜやる気は長続きしないのか?」


より、感謝の効果についてです。


何らかの助けを受けて、感謝を感じられた人は「誰か」を積極的に助けたくなる。小さな困難を乗り越えて人に与えたくなるという事です。


アダム・グラント著の「give&take」を参照すると、人に与えることが多い人ほど成功する確率が高くなる事は実証済みです。


しかも、感謝の良いところは、これが意思の力を使わずとも手に入る事です。

わざわざ「あの人に助けられたから、今度は手伝わないといけない」などと考えなくても、勝手にそういう気分になってくれるという事です。


しかも目先の利益に惑わされず、長期的な視点で損得が判断できるようになる事も指摘しています。


人間は社会的な生き物ということがよく示されていて、他の人とより良く協力し合うために感謝などの感情を発達させて来たのだろうと思います。


ここまでメリットがあるなら、日常的に相手の幸せを祈る事や、感謝をしていかないと理由なんて無いですよね。