今回も「なぜ一流になる人は根拠なき自信を持っているのか?」より

 

「必ず達成したい目標」を持っているとなぜ夢がかなうのか?

の理由として挙げられているのが、「自己充足的予言」と「確証バイアス」という心の働きです。

 

自己充足的予言とは「人がある状況が本当にあると定義すると、結果としてその状況が現実に存在するものになる」という者です。

「こうなりたい」と強く願うと、無意識にその願いの実現に必要な行動がとれるというものです。

 

「確証バイアス」とは「自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうでない情報を軽視してしまう」というものです。

 

つまり「必ず起業して成功する!」と心に固く誓えば、入ってくる情報から起業に必要な情報を無意識に選別しますし、起業のセミナーや集まりに参加するとか、必要な資格の取得に勉強するとかの行動が取れるという訳です。

 

しかし今はそんな自信がないとか、それを願える人は意思が強い人で、自分には無理だと思っている人もいると思います。

 

そんな人は毎日「なりたい自分」を口に出してください。紙に毎日書いてもいいです。それを叶えたい理由も毎回口に出すなり、書いて下さい。

 

人には「認知的不協和」という心の働きがあります。

認知的不協和とは「自分が認識している事に2つの矛盾する考えや行動がある場合にストレスを感じる」という働きです。

ストレスを感じると、どちらかの考えや行動に理由を付けて正当化しようとします。

 

はじめは「なりたい自分」に違和感があり「変わらなくてもいい理由」を探すかも知れません。

しかし「なりたい自分」を表現することに慣れてくると、「変わった方が良い理由」を探し出します。

 

そうすると考えや行動も変わり、自分に起きたことは良い事でも、悪い事でも目標達成の助けになると解釈し、自分の態度などが変化します。