ヘレン・ケラーの有名な言葉です。


例えば僕は知能指数はあまり高くありません。(昔すぎて忘れてしまいましたが、かろうじて平均ぐらいだったように思ってます)、近眼で眼鏡がなければほとんど何も見えません。アトピーでステロイドが無ければ、身体掻きむしって生活する事すらできません。ステロイドを長年常用してきて、皮膚が薄くなってしまい、少し皮膚に掠っただけでも皮膚がべろっと剥がれてしまいます。もちろん皮膚のカスはボロボロ剥がれてそこら中に散らばります。

集中力がないので仕事でミスばかり。


と、ハンデが多いです。

昔はずっと自殺する事を考えていました。

生きていても無駄だし、死んだほうが世の中のためだと考えていました。今振り返ればウツだったと思います。


その頃の自分に聞いてみたら不便=不幸だったと思います。


なんで僕だけこんな目に合わなければならないのだろうとずっと考えていて、僕は世界一不幸だと考えていました。


その後、良い仲間に恵まれたりして、ある程度自分=不幸の考えは脱出できました。


長い前置きでしたが今考えると、確かにままならない体の事は不便だ。今だに無理するとアトピーが出てきてしまい、あまり無理できない。


しかしそれは受入れるしかない。

どんなに否定したところで消えるものではないし、抵抗したところで無駄だから。


それを受け入れると選択することができるようになる。

一つは不便=不幸と考え続けて、自分を哀れむこと。

もう一つは不便さはしょうがない。その不便さの前提の中で、どうやって楽しく生きる事を考えるかということだと思う。


苦痛=痛み×抵抗だとすると、元からある不便さ(痛み)×抵抗(不便さを受け入れないで否定すること)

が苦痛(不幸と考えること)なのだと思う。


苦痛の最中にいる方は、どうか自分に優しくしてください。それが最良の方法だと思います。