自分で変えられることと、自分ではどうしようもないことを区別しましょうという話。

 

人間にできる事は、目の前の事を一生懸命やる事。

過去にやらかした失敗は「あの時ああしなければ・・・・」と悔やんでも過去が変わるわけではないけど、いつまでもくよくよして悩んでいる人いますよね。

 

過去を悔やんでも結果は変わらない。だったら考え方を変えて次に同じ失敗をしないようにするためにはどうすればいいかを考えて、その為の行動をした方が建設的ですよね?

 

過去の失敗の意味づけを変えてみて、失敗ではなく、経験や学びと変えてみても良いですね。

気にしないぐらいで良いのかも知れません。

 

同じように未来を必要以上に恐れていても仕方ありません。

昔中国で「空が落ちてくるかも知れない。地面が割れてしまうかも知れない。」と心配して夜も眠れなくなってしまった人がいたそうです。「杞憂」という故事です。

 

客観的に見たら「そんなこと心配してどうするの?」と思いますよね?

 

しかし自分の事となると「杞憂」している人が結構います。

「老後は破産してしまうのではないか?」「自分は幸せになれないのではないか?」「いつかがんになってしまうのではないか?」

老後が心配なら、今からお金を貯めればいい。投資を勉強しても良い。幸せになりたいのなら、自分の幸せって何だろうと考えて、そこに近づく方法を見つければいい。病気にならないようにするために、運動をする、食べ物に気を付ける、いつも笑顔でいるなど、今できる事は結構あると思います。

 

毎日行えば小さい事で済みます。

過去の事はもう済んでしまった事として置いていきましょう。

 

今ある事に集中しましょう。