自分の長所は?と聞くと答えられない人が多いのに、

自分の短所は?と聞くとすぐに5~6個話せる人が多い。

 

自分の事を卑下して人間関係のバランスを取ろうという日本の文化の良くない側面だなと感じる。

他には自分の長所を言うのが照れくさいと思っているのと、長所ってこれぐらいの事誰でもできると思い込んでいる人が多いのだと思う。

 

 

長所をどういう風に捉えるかによってだと思いますが、僕の考える長所って「特定の局面で、上手くできる事」だと思います。

たとえば、数字には強いが共感力は低かったりして、経理などの計算業務には強いけど、営業で使うと正論でお客さんをぶちのめすトラブルメーカーになってしまったりなど、才能っていわゆる「偏り」のことだと思うのです。

自分の偏りを生かせる場面を選べば「才能がある人」になれるし、生かせない場所に身を置いてしまうと「使えない人」になってしまうだけの話だと思っています。

 

つまり長所は短所の裏返しとも言えます。

自分の偏りを知って、それが生かせる環境、業務を選べば良いのです。

自分に合わなければ転職をしても何の問題もありません。

自分に合わない環境や会社にいる事が本人にとっても会社にとっても不幸な事です。

自分の偏りを知って、適合する環境に身を置くことが自分にも周囲にとっても幸せな事になると思います。

 

今自分が不幸だと思う人は自分を生かせる環境に移って下さい。