春分の日に、自分を解き放つ | 使命を生きる “やりたいこと”から“やるべきこと”へ

使命を生きる “やりたいこと”から“やるべきこと”へ

使命を生きると決めた人のために
成長する自分、成長する起業の原理原則を発信しています!

今日は春分。
何かひとつの節目なのかもしれません。

自分の中で何かが壊れ、
新しいものが息づいている。

そんな感覚を味わっています。


今日はちょっとディープなマインドのお話。
そっち系(ってどっち(笑))のお話です。

興味のない方はスルーしてください。






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実は私、去年のはじめくらいから、
「トラウマケア」に取り組んでいました。

と言っても、
辛い過去をほじくり返すとか、
暴露法のようなカウンセリングとも
全く違う心理療法です。

もちろん、スピリチュアル的な何か
でもありません(笑)



淡々と、ひたすら淡々と。

自分を見つめ
自分を実験台にして

仮説・実験・検証を繰り返していました。





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トラウマというと多くの人が

"辛い出来事やショックな出来事があって心の傷になっている"

みたいなことを思い浮かべると思うのですが、

トラウマというのは
そういうものだけとは限らないのです。


たとえば、

不仲の両親の様子を見続ける
理不尽な親の言動に振り回される

など、

"継続的に与えられ続けるストレス"

がトラウマを生み出します。



ショッキングな出来事ではないがゆえに
本人の自覚はほとんどありません。


なんとなくもやもやする。
スッキリと人生を楽しめてはいない…

こういうお悩みでご相談に来る方、
むしろこういうケースの方が多いと
私は感じています。


そしてここによくある「癒し」をあてはめても、
本当の癒しにはつながらない。
むしろこじらせてしまっているケースが非常に多い。

というのが現場の実感です。


誤った思い込みを、また別の誤った思い込みで上書きする。
解決しているようでいて、実はわざわざ問題を作り出し、それを解決しているだけ。

いつわりの高揚感なので、本当の変化や成長にはつながっていない。


これが、スピリチュアルジプシーやセミナージプシーを生み出している原因でもあります。



このあたりの話は、いずれもっと違う形で詳しく解説したいと思っています。

とりあえず今日は、現時点で私がたどりついたこと、
についてお話ししたいと思います。





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私がトラウマケアに取り組んでいたのは、

機能不全の家庭に生まれて愛着障害のある人は
いったいどうしたらいいの?

という『問い』があったから。



自己肯定感が低いとか、自信が無いというのは、

子どものころに親から与えられるはずだった、根本的な安心安全感が無いから

と、心理学的には言われています。

これが、「愛着障害」と呼ばれるものです。


それが間違っているとは思わないのですが。


幼児期に親から愛情や見守られ感、
絶対的な安心感を与えられなかった。


「じゃあどうしたらいいの?」


この問いに対する答えは、残念ながら用意されていません。

指摘されてほったらかし、です(笑)


せいぜいあるのは、
「もっと自分を愛してあげましょう」とか、
「あなたはいるだけで価値のある存在なのよ」とか。
「愛されてもいいんだよ」とか。

あるいは、
「ほんとはおかあさんに愛して欲しかった」
「おかあさんは、ほんとは私のことを愛していた!」
というゴールに着地させるとか。



もちろん、これらの解決方法で癒される人もいるでしょう。


でもそうでない人もいる。


少なくとも私は、それらは全くなんの役にも立ちませんでした。



なぜならこれらはよ~く考えてみれば、

「足りないものを何かで埋める」
「自分以外の何かで埋める」

という枠組みから出てはいないからです。


与えられるはずだった愛着。

私がずっと感じていたのは、この前提に対する強烈な違和感でした。






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トラウマケアをしているうちにたどり着いたのは、

「自分は自己肯定感が低い」

という気づきでした。


何をいまさらそんなことを言ってるの?
さんざんコムヅカシイ話をしといて、結局それかよ?!

と、怒らないでくださいね(^^;



「自分は自己肯定感が低い」という気づきは、途中経過。
言ってみれば、とりあえずの着地点。
まやかしのゴールでした。


その感覚を日常の中でしばらくながめていると

「自己」が無い

ということに気付きました。


これだという「自己」がない。


だからそれが愛着障害だよ!
と言いたい人、
ちょっと待ってくださいね(笑)


では「自己」とは何か。


「自己」という定義、前提が、
そもそももっと違うものだとしたら…



「機能不全の家庭」
「愛着障害」

というストーリーこそが、私を苦しくさせる原因でした。


その枠組みに自分をあてはめる必要などない。

そのストーリが語る「自己」と、
私が体感している「自己」は、
そもそも全く違うもの。

自分が足りない、欠けているのではなく、
その枠組みに当てはめるから足りない、欠けている人になってしまう。

自己肯定感の低さ、自信の無さというのは、
「従来の価値観に合わせなければ」という
無意識への刷り込みが生んだマボロシでした。






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ここまで自分が書いたものを読み直してみたら

「なんだかコイツ、えらそーだな」

と。

私のかわいいかわいいエゴちゃんがつぶやきます(笑)


そう、
つまりこのエゴの声こそが、
みんなと同じ枠に納まろう納まろうと、
自分を縛り付けるものでした。


目立ってはいけない
飛び出してはいけない

みんなと同じでなければいけない


「世間」と同じように

世界を、
自己を、
とらえられない自分を
ずっと「人間失格」だと思っていました。


だから常にアウェー。
自分とは異質のものに囲まれて生きている。


そりゃあ、安心など出来ません。


だけど、自分の感覚こそが世界を形作る「核」であり、
自分の世界で生きればいいのだとおぼろげながら気づいたとき、

自分を囲む世界は色を取り戻し、
暖かさが蘇りました。

アウェーもホームも無くなったのです。


埋めなければいけない何かもない。
足りない何かも無い。


私が見たい世界は、こんな美しい世界だということ。

一周回ってもう一度、思い出したのです。






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言葉を使った時点でものごとはまったく伝わらなくなります。

この文章も、100人いたら100通りの解釈と理解をされるでしょう。

他人の考えていることを丸ごと全部わかることなど
この世界ではありえないのです。


だけど…



それでも伝えたい!

それでも書きたい!


突き動かす何かを、
「情熱」と呼ぶのかもしれません。
「使命」と呼ぶのかもしれません。



問題を解決し続ける人生を選ぶのか。

問題という概念そのものが
存在しない世界に生きるのか。


新しい可能性と新しい価値観をお見せすることが
私の「人生のテーマ」だと
今日の私は思っています。



全く新しい感覚でいつものこの言葉を送ります。


自分で決めて、自分で生きる。
自分を愛して、自分を生きる。



2020年春分の日に。

優しい革命エバンジェリスト
思考と感情のトレーナー 大野木睦子




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