対話セラピスト 大野木睦子です。
アレクサンダー・テクニークの話。
もう少し続けます。
個人レッスンを受けているときのことです。
頭から背骨の1個1個の骨を意識しながら、身体を倒し、また起きあがってくるという動作をしました。(簡単に言えば、立ったまま前屈して戻ってくる動作です。)
「背骨」と言いますが、1本の骨があるわけじゃありません。
頸椎7個・胸椎12個・腰椎5個。そして、仙骨・尾骨。
ダルマ落としのダルマみたいに、椎骨が連なって、ゆるやかなS字カーブを描いています。
スタジオの大きな鏡の前で、
1個1個の骨が積み重なっていくのを感じていった時、
「私」の認識が変わりました。
それまでは、「へにょへにょの薄っぺら」だと思っていた自分の身体。
それが、安定感のある身体、と感じられたのです。
しっかりとした中心が、自分の軸がわかりました。
そして、その瞬間、
本当はしっかりした自分
力強い自分
が、現れました。
「薄っぺらで頼りない」というセルフイメージが、消えてなくなりました。
自分自身に対する信頼が、生まれたのです。
(そのときの日記 ⇒ 『自由になる旅』)
身体と心、というふうに、
分けて、別々に考えることの無意味さを知りました。
からだ、こころ、ではなく、わたし全体。
わたし全体が自由。
面白いことに、
身体感覚がはっきりしたら、逆に、
制限された「からだ」に閉じ込められた自分
ではなくなったのです。
エネルギーに満ち溢れた
とても力強い自分がわかったら、
自分がどんどん広がって、
どんどん自由になっていきました。
「私」が希薄になって、
「世界」に溶けるのではなく、
私が世界になる。
私が世界である。
ThinkingBodyコースは2年間のコースでしたが、私は1年間で学びを辞めました。
その最後の授業のあと、こんなことを思っていました。
body・mind・spirit
それを切り離して、切り離せることであるかのように語ることは、(私にとっては)まったく意味のないことに感じる。
別々に考えることなどできない。
境界線のあるものではなく、別々に論じることなど出来ないものであり、関係しあって、混ざり合って、なにもかもひとつにまとまりあっての「わたし」。
全部ひっくるめてひとつとしての「わたし」、を感じることは、ひとつ、つまりいわゆる『oneness』(私はあまり好きな感じがしない言葉なのだけれど)の一部としてのわたし、わたしも『oneness』そのものの体現であること、を感じることへとつながっていった。
『個』であることと、『全体』であることに、違いはないこと。
どちらも同時に存在できること。
そしてそれは、そもそも「分離」なんていう夢をみているだけなんだよ、というACIMの世界観の理解へとつながっていった。
(全文はこちら ⇒ 『self』)
この年は、やすらぎの部屋のヒーリングクラスにも通い、ACIMを学び始めていました。
両方の学びがシンクロして、理解が体感として深まっていったのです。
「私の物語」
ACIM(A Course In Miracles)のこと、に続きます。
つづきはこちら ⇒ 【私の物語⑬】すべて赦されてここにいる
【私の物語】目次はこちら
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