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38200-38300-37700-37730
なんとも言えないチャート形状、とんがり山になっています。
底はどこになるのか? 円高は売り?
1.日経平均は大幅安で7日続落、下げ加速局面に
2.ナスダック急落と急激な円高進行でリスクオフ
3.日経平均は1300円近い暴落で3万8000円台割れ
4.先物への売りが全体の下げ助長、安値圏で着地
5.値下がり銘柄は全体の8割、売買代金は5兆円超
前日の米国市場では、NYダウは前日比504ドル安と続落した。米IT大手などの決算が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、主力株中心にリスクオフの流れが加速、日経平均株価は今年最大の下げ幅で3万8000円台を一気に割り込んだ。
25日の東京市場は、前日の米国株市場でハイテク株への売りが噴出し、ナスダック総合株価指数が1年9ヵ月ぶりとなる下落率となったことで投資家心理が大きく弱気に傾いた。更に外国為替市場で1ドル=152円台まで急速に円高が進んだこともリスク回避ムードを助長している。225先物への大口売りも裁定解消売りを通じて全体相場を押し下げる格好となり、日経平均は引け際に1300円を超える下げをみせる場面もあった。大引けもこの日の安値圏で引けている。7日続落となったが、これは2021年9月から10月にかけて8日続落を記録して以来、約2年10ヵ月ぶり。ただ、値下がり銘柄数はプライム市場全体の80%を占めたものの、ディフェンシブストックの一角が買われ、全面安とはならなかった。また、売買代金は5兆円を上回るなど大きく膨らんだ。