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ピークボトム的には、そろそろ止まっても良いころ、、、でも、、、買いは早い
1.日経平均は小幅ながら5日続落、朝高後に軟化
2.前日の欧米株高を受け、市場のセンチメントが改善
3.米半導体株高を好感も、その後値を消す銘柄相次ぐ
4.売買代金上位の大型株軟調も、中小型株は活況呈す
5.値上がり銘柄数は全体の約7割、売買代金は低調続く
前日の米国市場では、NYダウは前週末比127ドル高と3日ぶりに反発した。半導体関連株などハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株高を引き継いで朝方は日経平均株価が高く始まったが、その後は漸次値を消す展開となり、大引けはわずかながら下落となった。
23日の東京市場は、朝方はリスク選好の地合いだったが、その後は一貫して軟化傾向をたどった。前日の欧米株市場が総じて高く、特に米国株市場では半導体関連株の上げが顕著だったことから、東京市場でもこれを拠りどころに同関連株への押し目買いや買い戻しが活発化した。しかし、外国為替市場でドル安・円高に振れたことなどが嫌気され、ハイテク株など輸出セクター中心に値を消す銘柄が相次いだ。政府要人の発言で日銀に利上げ圧力がかかっているとの見方もあり、買い手控えムードを助長した。もっとも、売買代金上位の大型株が冴えない一方、中小型株に買いが集まったことで、プライム市場の値上がり銘柄数は1100を上回り全体の7割近くを占めた。なお、売買代金は3兆4000億円台と前日同様低水準にとどまっている。