今朝、出勤後に猛烈な胸の痛みを感じ、職場の隣の総合病院に駆け込んだ。もとい、ヨロヨロと助けを求めた。


肋間神経痛か何かではと、軽く考えていたのだが、あにはからんや、その場で緊急入院、手術となった。


不安定狭心症とのこと。心筋梗塞の一歩手前と言われた。

今、入院病棟でこの記事を書いている。


胸の痛みを初めて感じたのは、4日前で、朝、自転車を漕いだあとだった。運動のせいで、肺が苦しいのかと思ったが、しばらくで痛みもおさまったので、その時はそれ以上、気にしなかった。


3日前、朝、昼、夕と強烈な痛みが襲った。朝は20分、昼は30分、夕は3時間程痛みが続いただろうか。昼と夕には、胸の近所の胃までも刺激され、気分が悪くなって、中身を戻した。


さすがにこれはまずいと思い、帰宅途中に自宅近くの病院に寄ろうとしたが、既に診察時間を過ぎていた。


友人から、職場の隣の総合病院に行けば良いのにと言われ、そう言えばそうだったなと、のんびりと思った。


昨日と一昨日は症状なし。

今朝、再び猛烈な痛みが襲ったという経緯だ。


心臓の血管の、プラークと呼ばれるものが溜まった箇所で、血流が詰まりかける症状らしい。血流が回復すると痛みも治まる。血流が完全に止まると心筋梗塞なのだそうだ。


心電図と血液検査で、おそらく血管が詰まりかけていると診断され、すぐに造影剤検査をし、そのままカテーテルからバルーンを挿入する手術となった。


今回手術した箇所は、冠動脈の主幹部から分岐した左前下行枝だそうで、一旦は処置が終わったが、左冠動脈の主部分にも血管が非常に細くなっている箇所があるので、そこで同じ症状が起こったら、今回の比ではないそうだ。


手術は終わったが、一週間ほど入院となり、食事指導や、運動指導なども受ける。


職場の隣が総合病院だったのは、不幸中の幸い。


さらに先月11日から、母との同居をはじめていたため、娘の世話を母に任せられるのも、なんというタイミングか、とても有難い。


しかし、母との同居のことをあれこれ書こうと思っているうちに、1か月程時間が経ち、こんな事件が起こってしまった。


妻亡き後、自分が健康であらねば、娘を誰が守るのか。

いやはや。


ところで、入院初日の今日、病室ではCPAPを使うなと言われた。僕がコロナに感染していた場合、陽圧呼吸器であるCPAPを使うと感染拡大の恐れがあるからだそうだ。


コロナの検査の結果は、明日になるので、今夜は我慢してくださいとのこと。


命を救ってもらってなんなのだが、心疾患患者に、睡眠時無呼吸のまま眠れというのはいかがなものか。


怖くて眠れないので、この記事を書いた。