娘にせがまれて無限に工作をしているという話を書こうと思う。

まずこれ。
今年の2月末に作った。


ニードルフェルトで身体を作り、髪や服をフェルトで切って、接着剤で貼り合わせた。
彼女がみっちり協力してくれたが、制作には、まるまる1日かかった。


次にこれ。

何だかわからないと思うが、細長いダイヤ型の部分は、プラ板で作成。裏からアクリル絵の具で着彩している。

ダイヤ型の上に付いている丸い部分は、100均の「おゆまる」で作成。「おゆまる」とは、熱湯で温めると加工できるプラスチックねんどのようなものだ。

木の枝に見える部分は、公園で本当に木の枝を拾ってきて、アクリル絵の具で黒く着彩した。


これがどうなるかというと、このような羽根の形になる。


背中に固定するのが至難の技で、あれこれ考えたが、こう。


100均のプラケースに固定して、リュックに仕込んで背負っており、背中から見てはダメである。

パッと見、最初の人形の方が大変そうに思えるかも知れないが、そうでもない。

枝の着彩とおゆまるの作成は主に彼女が担当してくれ、ずいぶん助かった。彼女の器用さと付き合いの良さには本当に感謝している。

プラ板でダイヤ型を作るのを僕が担当したのだが、適当に作ると端が合わず、形にならずに困った。


やむなくパソコンで型紙を描画して、それに合わせてプラ板を切った。しかし、なかなか思い通りの形にならず、型紙も数度作り直した。

最初に、枝の着彩を彼女がしてから、数日かけてようやく完成した。背中に固定する方法もなかなか思いつかず、苦労した。出来上がったものから、途中の苦労はなかなか見えないものである。

これ。
これは、昨年の7月頃作ったもので、当時もブログに上げている。




ニードルフェルトと、なわとびにアクリル絵の具で着彩したものをベースに、その他100均の色々を組み合わせて作成。

目を開いた赤いもの、目を閉じた青いものの2つ作っている。


最後にこの衣装。
彼女が探して、中古店で安く買ってきてくれた赤いワンピースの丈を詰めて…

もはや工作ですらなく、途中で頓挫している。


これらが何の工作であるかというと、「東方Project」という同人ゲーム由来の一連の作品に関わるものなのだが、画像をネットからお借りすると、





このような感じである。

さて、ここからが重要なところだが、この「東方Project」は、キャラクターの数が非常に多いので有名だ。

僕も全貌は全く分からないが、ネットで検索してみると、モブキャラを含めて169人、などという数字が出てくる。

無限工作。
一体どこまで続くのか。

子育てに苦労する様を書き記すのが、シングルファザーのブログだろう。

しかし、シングルかどうかは全く関係ない。
子供が何にハマるかは分からないが、「東方Project」はそういう意味で大変リスキーなのである。