一昨日、訪問診療の先生が妻の血液検査をしてくださった。痰が絡んでいるだけでなく、かなり咳が出ているので、誤嚥性肺炎かどうかを調べるということだった。
 
昨日、その結果が出て、やはり炎症があることが分かった。結果の数値は「3」と、それほど高くはなく、誤嚥性肺炎であると断定はできないが、CTでも撮れば肺に多少影が出るかもしれないと言われ、抗生剤と咳止めを処方してくださった。

数値が「10」くらいになると入院治療が必要になるが、そこまでではないのだそうだ。
 
数値のことが気になったのでネットで調べてみた。肺炎の際などにタンパク質が出るのを測る「CRP値」というのがあるらしい。目についたサイトによると、基準値は0.30mg/dL未満で、3mg/dLだと中程度くらいの症状と書かれていた。
 
やはり、誤嚥性肺炎にかかったということか。
 
幸いそれほど重症ではないようだが、ALSの方が誤嚥性肺炎で亡くなるケースも多いと聞くので、やはりショックだ。抗生剤で上手く抑えられれば、きっと回復できると思う。早く回復して欲しい。ALS本体は対処のしようがないが、炎症であれば治療できると思う。
 
妻の様子を見ていると、昼間、身体を起こしてソファに座っているときはまだ良いが、夜寝ようとして身体を横たえると咳が続くようだ。横になったときには呼吸が低下するためらしい。夜寝るときだけでも咳止めを飲んではと勧められた。但し、咳止めは、逆に痰を出づらくさせるので良いことばかりではないらしい。
 
色々なことが起こるが、快方に向かうよう、祈るしかない。