昨日は休暇を取って、月に一度の妻の通院に付き添った。主治医交代後、初めての診察だった。

主治医交代の顛末は、何回かに分けて書いたのでここでは詳しく触れないが、僕と主治医の折り合いが悪く変更を希望した次第だ。

新主治医の診察は、丁寧でとても有り難かった。

ちょっと驚いたのは、新主治医がALSの「確定診断」という言葉をさらっと使ったことだ。前主治医は、一貫して確定めいたことを言わなかったのに、先生によって考え方が違うものだなと思った。

もうひとつ面白かったのは、新主治医が、

「次回の診察は火曜日でいい?」

と聞いてきたことだ。

主治医変更の理由は、表向きは、曜日の都合が合わないからということにしてある。

前主治医の診察日である、月曜日と火曜日は、僕の仕事の都合がつかないという形だ。

次回、火曜日に新主治医に予約したら、隣の部屋に旧主治医がいる。宣戦布告しているようなものだ。

火曜日は丁重にお断りして、水曜日にした。

今回の診察では、今後、いずれかの時点で嚥下の検査をすべきことなど、いくつか話があった。

今度こそ、長いお付き合いで診察していただきたいと思う。