6月21日が「世界ALS/MNDデー」だと知り、由来が気になった。しかし、あらためてネット検索してみても、これと言ったものが引っ掛かってこない。きっと何か由来があるのだろうけど、意外に見つからないことに驚いた。

こういったものは、なぜ?と思い、由来を知って納得するのが常のように思う。なるほど感があると印象に残りやすい。世界的なものだから、語呂あわせなどではないと思うが。

しかしその前に「ALS/MND」の「MND」とは何の略なのか。これは調べるとすぐ分かった。
Motor Neuron disease、運動ニューロン病のことらしい。ALSだけでなく運動ニューロン病全般の日ということのようだ。

さらにそういえば、今さらだが「ALS」とは何の略だったか。

・アミオトロフィック(Amyotrophic)=筋萎縮
・ラテラール(Lateral)=側索
・スクレローシス(Sclerosis)=硬化症

いままで何度も調べているが、これは暗記できないなと都度あきらめてきたような気がする。なんと馴染みの薄い単語だろう。

大体、素人にとっては「側索が硬化する」ということが、病気の名前になるほど本質的で大事なことなのか、あまりピンとこないところがある。

「筋萎縮性運動ニューロン変性症」くらいならもう少し素人の感覚に合うように思うのだが。

とりとめのないことをあれこれ書いたが、つまり何が言いたいかというと、ALSの認識がなかなか広がらない理由のひとつは、難しい病名が関係しているように思うという、ただそれだけのことだ。

その点、明日開催される、

「世界ALSデー in NAGOYA みんなでゴロンしよう!」

は、「みんなでゴロン」の親しみやすさが素晴らしい。ALSのことをもっと皆が知ってくれればいいのにと心底思う。

実は昨日から、僕の母が泊まりに来てくれていて、明日は1日娘の世話をしてくれるそうだ。

ではということで「みんなでゴロン」に妻と僕の二人で出掛けてみることにした。

ちょっとした遠出であることと、嚥下しづらいので食事や飲み物に困らないかなど、あれこれ心配もあるし、天候も良くないが、明日の妻の体調の範囲で出掛けてみたいと思う。
そのためもあって、小型の痰の吸引器を買っのだ。

明日が楽しみです。