昨日の午前、妻に付き添って主治医の診察を受けた。
 
まず、先日から考えている、主治医を変える話について書きたい。
 
現在の主治医とは、相性というか、折り合いというか、とにかく合うべきものが合わず苦労している。病院に相談できる窓口があってそのことを伝えていた。
 
順番が前後するが、診察後にその窓口に立ち寄って相談したときのことを書く。
 
以前からとても親身に応対してくださる担当の方がいて、障害認定申請を行うことができる神経内科のクリニックをあらかじめいくつか調べてくださっていた。
 
早速クリニックのどれかとコンタクトを取ろうと思ったのだが、その担当の方から、なるほどというアドバイスをいただいたので、1拍置くことにした。このアドバイスがすごい。
 
まず、現主治医A先生から、同じ病院のB先生に主治医を変える。
そうしておけば、今後、クリニックのC先生に変えたいと思ったときにも、紹介状はB先生→C先生で良くなり、A先生を介さずに済む。
 
また、クリニックで行えない検査や治療の際にもC先生→B先生のやりとりで済む。
 
もちろん、特段の理由がなけれぱ、B先生を主治医としていけば良い。
 
ごもっとも。そこまでは全く考えていなかった。すごい。
 
さらに会話のやりとりの中で出たのは、今後A先生→B先生→C先生と変わって行く場合、どのみちどこかでA先生は、一度は「怒る」だろうということだった。しかし、見えないところで怒るだけだからまぁ気にせずにと…
 
考えてみれば、ストレートにC先生に移行したら、検査や入院の度にA先生と関わり、場合によっては、怒られるかもしれない。怒られる回数は少ない方が良い。
 
ここまで生々しいアドバイスをしてくださった担当の方には、感謝しかない。
 
一方で「怒る」の意味が分からない。何故「怒られ」ねばならないのか不条理だが、ここでは一旦さて置く。
 
ところで、第一段階である、A先生→B先生の移行がまず簡単でない。
 
ここで話は主治医A先生との診察中のやりとりに戻る。
 
次回以後、これまでと曜日を変えたいと先生にお願いした。僕の仕事の都合を考えても水曜日がベストなので、水曜日とお願いしてみた。水曜日は、A先生の勤務日でないこともあらかじめ分かっている。
 
先生の答えは、
 
「無理だね。」
 
だった。
 
そうか、無理か。
 
色々言いたいことはあるが、患者側も人間なので都合というものがある。今後毎月通院するとなると尚更だ。
 
無理だねというのは、とても悪く言えば、診察してやるから患者側は万障繰り合わせろということか。
 
妻の病気を治してくれるのなら、何なりと繰り合わせる気にもなるが、いや、これくらいにしよう。
 
あらかじめ電話で水曜日を希望ということも伝えていたので、この反応には面食らった。
 
再び、診察後の相談窓口の話に戻る。
 
というわけで、A先生から曜日を変えるのは「無理」と言われましたと伝えた。
 
話し合った結果、数日置いて電話で予約を取り直すことにした。
 
実は今月も電話で予約を取り直そうとしたところ、主治医の変更に関わるので、診察の場で現主治医と相談してくださいと断られたんです、と話したら、今度は予約窓口にも話を通しておきますと言ってくださった。
 
しかし、診察後の今日の今日に、予約変更を申し出ていては角が立つ。数日置いて予定が合わなくなった体を装おうということになった。
 
主治医を変え、通院曜日を変えるために、このような段取りを踏まねばならない。猿芝居のようで滑稽だが。
 
今日の記事はここで終わるが、この、ややこしくどうでもいい話について来てくださった方が一人でもみえたら、ありがとうございます。
 
一体何と戦っているのか全く分からないのは、僕の率直な感想で、少なくともALSと戦っているのでないことは自覚している。
 
次の記事は、診察の内容か、カンファレンスのことにしたいが、◯×で言って、診察の内容は××、カンファレンスは◎だった。
(◯×になってないな)