「セクシー田中さん」原作の芦原妃名子さんのご逝去に思うこと | ミルキーの今日もブログ日和

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1話目のドラマを観て

凄く面白かったんです

 

原作本を読みたくなり

デジタル漫画を貪るように読んだんですよね

 

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まさか未完の作品になるなんて

私は思いませんでした

ご本人も望んでいなかったと思います

 

セクシー田中さん (1) (フラワーコミックスアルファ) | 芦原 妃名子 |本 | 通販 | Amazon さん

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「9話10話の脚本を実は書いていた」という記事は読んだんです

それが、ここまで大事になるとは・・・

 

この矛先が揉めたライターさんに行かないことを望みますけどね

 

今迄の関連記事を読んで思うことですが、

 

プロのライター(脚本家)の方も思うことはあるでしょうが

契約の際に原作通りというのなら

原作を読み込んで、それに沿って書くべきだと思います

それが出来ないのなら、他のライターに任せるべきです

オリジナルで勝負したいなら、それはもう別の話だと思います

 

製作サイドも

一部のキャラを省略したり、いないキャラを増やしたり、性格を変えたりとか、

路線を変えたりしたいのなら

契約の段階で、「原作」ではなく「原案」として作者に納得してもらうべきですよ

 

作者によっては、「違う解釈が面白い」「漫画は漫画で我関せず」と言う人だっているでしょう

それならば、原作を崩してしまっても問題はないと思います

 

「原作通りで」と主張されて契約したなら、きちんと責任を持つべきです

そういう原作者は、「原作を我が子のように大事にしている」んですから

なので、契約の段階で食い違いが無いようにすべきです

 

製作サイドは

俳優さんの雰囲気とかスタイルとかもお伺いを立てるべきですし(作者の希望をなるべく取り入れる)

難しいなら、なるべく近い人を起用すべきです

 

万が一

何かの理由で、俳優さんやストーリーを少しでも変えざるを得ない場合は

話合って、内容をすり合わせて、落としどこを見つけるべきですよ

 

あとから、「出来ない」とか、「内容を変えた」のでは、作者を蔑ろにしすぎです

実写化が難しいなら、そもそも初めからオファーしなけりゃいいんです

作れる自信があって初めて、オファーすべきですよ

 

ライター(脚本家)も、原作通りに書けないとか納得できないなら引き受けなけりゃいいんですよ

オリジナリティで勝負したいなら、違う作品を書いた方がいいです

 

今回は、原作者の芦原さんがが9話10話を書いたそうです

実際に、原作者が脚本を書くのは珍しくはないかもしれません

 

ですが、不本意で、本来の仕事を抱えていながらの作業だったとしたら

どれだけストレスだったか

どれだけ悔しかったか

 

製作サイドは、他のライターさんに替えて

原作者と一緒に相談しながら書かせればいいことですよ

なんかもう、

こだわっている原作者さんの方が悪いかのような持って行き方というか

諦めさせる為のイジメにしか思えないです

 

小学館は、間に入らなかったのか?

小学館は原作を守ってあげる立場にいるんじゃないのか?

放置なら、漫画家さんたちが可哀想ですよ

 

そもそも原作のファンだって、

無理くりなアニメ化・ドラマ化・映画化は望んでいませんからね

 

一昔前の某推理作家さんは

数多くの有名な推理小説を書いていましたが

実写化が極端に少ないです

その理由は、原作のイメージを壊されたくないからですよ

 

昔は特に酷かったですもんね

アニメ化ドラマ化は製作サイドありきで

アニメ化は似ていない

ドラマ化は俳優ありきでイメージが合わなさすぎとかストーリーもいい加減とか

昭和は特に酷かった記憶しかないです

 

「特捜最前線」を好きで観ていましたが

ライターさんによって差が凄いんですよ

特に吉野刑事のプライベートなお部屋・・・

和室のイメージだから、畳に布団が定番だったのに

あるライターさんは、ナイトガウン姿でにソファーでくつろがせてるんです(洋室です)

しかも手に、ブランデーだかワインを手にしていた記憶があります

違和感ありまくりでしたよ

で、また他のライターさんの時に和室に戻るんです

俳優さんは従うしかないですから、チェックを入れない監督さんに問題があると思いますけどね

 

ドラマのファン歴が長いと、シナリオライターの名前をチェックするようになるんですよね

なので、「このライターさんは面白いけれど、このライターさんは面白くない」ってなるんですよ

「今日はこのライターさんだから、いつも通り安心して観られた」とか

「知らない名前のライターさんだけど、斬新で面白い話だったな」とかね

ドラマが終わって何年もしてから

ライターさんと俳優さんとで相性が良くなかったとか、それで俳優さんが降板したという話も知りましたよ

 

昔はドラマも何クールもあって

ドラマも話数が多かったので

1つのドラマに、何人ものライターさんがドラマに関わっていましたよね

ライターさんの性格と書き方で、セリフがアドリブだったりとか面白い時代もあったのは確かです

オリジナルのドラマなら、アドリブがあった方が役者さんの個性が出て、ドラマが引き立つ場合もありますからね

 

でも

そういう時代は終わったと思いますよ

 

原作通りの契約なら

その通りにやるのが本来のお仕事であって

製作者サイドで自由に作りたいとか、ライターさんの考案とかでしたいなら、それはもう別の話です

 

昨今の実写化は

オリジナリティーがないとうか

ヒントを漫画や本から攫い過ぎる嫌いがありますからね

 

今は令和ですよ

ジャニーズ問題然り

女性に対するセクハラ問題然り(芸人さんとか、某歌手とか)

こういう著作の問題もきちんとしていって欲しいです

 

行き違いから

こんな悲しい結末を迎えるなんて信じられないです

一生懸命お仕事をしている原作者さんが守られる世の中になって欲しいです

常軌を逸したアンチコメは投稿できないようにして欲しいですね

 

そして、こんな悲しいことは二度と起きて欲しくはないです

 

芦原さんのご冥福を祈りたいと思います