皆さま こんばんわ~~~
今夜は 私の女優ヒストリー 番外編の2回目
昨夜のブログの続き 宿の話をお届けしますネ
私が 初めて京都の 太秦・東映京都撮影所に行ったのは
高校3年か~~大学1年生の頃
「素浪人 月影兵庫」の撮影でした
皆さまは 近衛十四郎さんは 記憶には無いかもしれませんが・・・
松方弘樹さん(故人)のお父様と言えば わかるかしら?
撮影所の演技事務の方が 撮影所前の旅館をとってくださいました
「菊香荘」という旅館は 今では 和風の静かな宿という紹介ですが
当時は 太秦の東映撮影所の真ん前にあるので
ほとんど 東映の時代劇に出演している俳優さん達が 便利なので泊まっていました
びっくりしたのは 当初、お風呂が<五右衛門風呂>だったのです!!!
初めて 五右衛門風呂に入りましたが 私にとってはもう、歴史的な事件でしたヨ
とても 石川五右衛門の気分にはなれませんでしたけど( ^ω^)・・・
すぐに 改装して 普通のお風呂になりほっとしました
今から 56年も前の事です (*^-^*)
その後 「新選組」の撮影で
壬生の屯所の前の<うどん屋>のおみよの役をいただいたときは
京都弁を話さなければならないので やはり、撮影所の近くの「なかむら」という宿を紹介していただき
宿の女将さんに京都弁を教えてもらいながら 撮影所に通いました
松竹のお仕事で 嵐山にある「いくよ」という宿に泊まった時
胡麻豆腐が食べたいとリクエストしたら 旅館の娘さんが 胡麻を擦って
胡麻豆腐を作ってくださいました
あんな美味しい胡麻豆腐は 食べたことがないほど美味しかったですね~~~❤❤❤
でも 旅館は プライベイトの時間を作りづらく
そのうち 河原町にあるホテルに泊まるようになりましたが
太秦近くの宿は 「広隆寺」もすぐそばにあり
撮影が無い時 嵐電に乗って「嵐山」に行ったり
四条大宮に行き そこから乗り換えて色んな所に行けるので
とても便利でした***
京都に行き始めたときは まだビジネスホテルなど 一般的ではなく
今は どこに行ってもお洒落なホテルが揃っていて快適ですが
便利さは無いけれど 風情があって 人情に溢れていた当時の京都の宿
夕飯は みんな一緒に食べていました
その時々で 俳優さんの顔触れは変わり 楽しい経験でした
タイムスリップして もう一度味わいたいと思います~~~
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ネ
では また明日
おやすみなさーーーい