東映がNETと組んで好評だった２本の新選組もの（「新選組血風録」「燃えよ剣」）に続けて、今度はフジテレビと組んで制作した新選組。
脚本は、前２作と同様結束信二だが、前２作は司馬遼太郎の原作付きだったが今回はオリジナル。
そして主人公が前２作では土方歳三だったが、本作では近藤勇が主人公となった。栗塚旭は前２作に引き続き土方役で出演。
このドラマの鶴田浩二の演じる近藤役にも人気があった。
「激動の京都を舞台に、明治維新という大きな時代の流れの中で、暗殺集団“新選組”に生きた若者の青春群像を描く。
芹沢鴨の暗殺から鳥羽伏見の戦いまで活写する。
近藤勇を鶴田が演じたほか、土方歳三に栗塚旭、沖田総司に有川博が扮する。【この項、東映チャンネル番組広報資料より引用】」【異説】「東映京都・テレビ映画25年」（1982/10/01、東映京都スタジオ発行）では、放送枠が木曜21:00～21:55と記載されている。【各回サブタイトル】第１回「芹沢 鴨 死す 豪雨 止まず」。【役名（演技者）】近藤 勇（鶴田浩二）、土方歳三（栗塚旭）、永倉新八（伊吹吾郎）、山崎烝（山城新伍）、藤田精一郎（藤岡弘）、おけい（鮎川いづみ）、野村佐兵衛（田村高廣）、沖田総司（有川博）、おみよ（大川栄子）、井上源三郎（田崎潤）、山南敬助（日下武史）、
原田左之助（河原崎長一郎）、斉藤 一（左右田一平）、藤堂平助（中山克巳）、源助（北村英三）、勘吉（田渕岩夫）、浅井（小田部通麿）、芹沢 鴨（遠藤辰雄）、新見 錦（成田三樹夫）、おぶん（浅茅しのぶ）、桑田（国一太郎）