皆さま おはようございます~~~(*^-^*)
3月最後の週がスタートしました!
テレビの朝の「ニュースショウ」も 新たに様々な人が入れ替わったりで
新学期なんだなあーー とつくづく感じます💖
気持ちの良い 穏やかなお天気 ***
さて 4日ぶりの わたしの女優ヒストリー12回目は
巨匠と言われた<今井正監督>が 初めてテレビ映画を手掛けたときの作品
私は 当時すでに大スターとなっていた坂本九さんと共演できるという
幸運を手に入れることが出来ました!!!
本当に 今振り返れば ラッキーでした
当時の写真が見つからないので 同じ時代の雑誌の表紙をお届けしますね
私の女優ヒストリー⑫ 「今井正アワー・下町の青春」
私が大学一年の時
今井正監督の 「下町の青春」の坂本九さんの相手役に選ばれました
1966年7月16日から放送され 全4話
今井正さんと言えば 原節子さん主演の「青い山脈」や「米」など
巨匠と言われた 名監督です
その巨匠が 初めて東映にてテレビ映画のメガホンをとるという事で
注目されました
シリーズ5作品のうちの 私は第2作 早乙女勝元さん原作の「下町の青春」に坂本九さんの相手役に抜擢されました
今思えば なんという幸運な事でしょう***
当時の私は 学生気分が抜けきれず 相変わらず監督さんに絞られました
今井監督は かなりのヘビースモーカーで ピースの缶入り(当時はP缶
と言ってましたが)を横に置いて タバコの火が消えないうちに次のタバコを吸っていて まさにチェーンスモーカー***
坂本九さんは 当時すでに 1961年に発売された 永六輔・作詞、 中村八大・作曲の<上を向いて歩こう>が爆発的にヒットし 大スターでした!!!
坂本さんは大スターなのに、とても気さくで さっぱりとしていて 新劇の方達も多く出演されていて 撮影中は楽しかったですね~~
私が一番苦労したのは 食堂の娘という役でしたので オカモチを持って自転車に乗るのですが これが結構大変
夜中までの撮影もあったりで かなり撮影はハードでした
今井正監督は 厳しい方でしたが、基本的には優しく穏やかで 初めて巨匠がテレビを手掛けるというので 周りのスタッフはピリピリしていました。 助監督さんも制作の方も 緊張されていたのだと思います
坂本九さんは 「キイハンター」にもゲストで出演され その時に、後に奥様となる柏木由紀子さんが 差し入れにいらしていましたよーー💕
随分後ですが 1985年8月12日の御巣鷹山 日本航空123便墜落事故で 亡くなられました・・・
原因が不確かな墜落事故でしたね~~~
坂本九さんがその飛行機に乗っていたなんて もう信じられませんでした
今でも 世界中で歌われている「上を向いて歩こう」
誰の心にも残っていますね
本当に 素晴らしい作品をご一緒させていただきました
以下 解説をご紹介いたします
ある下町の工員・ガンちゃんを中心に描かれる物語。
ある日、協賛会による小学校講堂設立のための強制寄付に抗議する内容を書いた投書がガンちゃんの名前で新聞に載ったことから、
ガンちゃんは町で評判の人気者になり、
またその時から協賛会長や区会議員の古田の一派に迫害され始める。
古田はガンちゃんの勤める工場が下請けとなっている丸岡工業に、
発注を止めるよう要請するなど妨害を始める。
しかしその投書はガンちゃんの身に全く覚えのないことだった。
ガンちゃん、クロちゃん、イチ子の三人組と古田一派らとの戦いがここに始まる。
スタッフ
主題歌
『下町の青春』 歌:坂本九 (作詞:岩谷時子、作曲:中村八大)
キャスト
- 坂本九 (ガンちゃん)
- 蔵一彦 (クロちゃん)
- 大川栄子 (イチ子)
- 多々良純 (古田)
- 住吉正博 (協賛会長)
- 浜村純 (総会屋)
- 八木昌子 (久恵)
- 田島和子
- 藤原釜足
- 谷晃
- 中村是好
- 関弘子
- 金井大
- 菅井きん
他
貴重な作品に巡り合えたことに あらためて感謝いたします
そして 今井監督をはじめ、お名前の出ている中で故人となられている方も多く
「時」の流れを感じています・・・
では 今日も元気な一日を!!!