精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献) -73ページ目

精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献)

精神疾患を患いながらも必死に文章を発掘しています。
よろしければ病気を持った患者の思考を拝見してください。

クラシック Y.O
 私は幼少期の頃からクラシックが好きだったわけではありませんが、現在は、クラシックしか聴きません。二十四歳にモーツァルトのピアノ協奏曲20番を聴いて、クラシックの世界に染まりました。
 クラシック初心者であった、二十代は、ベートーヴェン、ブラームス、バルトーク、メンデレスゾーン、の交響曲、協奏曲等を主体に聴いていました。
 クラシック中級者であった、三十代は、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの交響曲をきいていました。
 クラシック終盤者である現在は、ベートーヴェンの交響曲6番『田園』の最終楽章をマニアックに聞いています。
 なぜ、ベートーヴェン交響曲6番かと言われれば、ベートーヴェンが聴いてくれた人皆に、天国へ逝ってほしいとのメッセージが書かれていると、感じているからです。
 背筋が伸び、天国に行ける感覚をベートーヴェンは、音楽から伝える事が出来ました。
 名曲といわれるベートーヴェン交響曲第九番・作品番号125番でも、皆が幸せになれるように、最終章を終えます。ですが、交響曲五番『運命』、交響曲六番『田園』と作品番号が重なり、交響曲を二作続けて書けるという所に、彼の才能の素晴らしさを感じます。
 名曲は、人の心をとらえます。ポップスでも、演歌でも、ロックでもジャンルは問いません。
 ただ、クラシックは規模が違うのです。J-POP・演歌・J-ROCKは世界では通じません。
クラシックはヨーロッパとロシアから広がり、現在は世界中で演奏されていると思います。
 各国から有名な作曲家が、音楽という無限に近い世界から、名曲をひきずり出したりします。この名曲で、思想も、宗教も、人種も、言語も違っていても共有できるのです。
 彼らは、精神世界とも繋がりがあると思います。特に好きなベートーヴェンはユーモアを交えて、精神世界を音楽で表現します。バルトーク、シベリウスにはまっていた時は、他人から変人と見られていました。
 でも、私は彼ら作曲家を、一生懸命理解しようと、苦しい曲でも、聴きながら必死に勉強しました。
  現在の苦しさの無い状況は、聴く音楽にも影響しました。苦しい時はとにかく短調、今  では長調の良さを分かって来ました。
  この長調の良さを実感できて、現代音楽の最高峰、オーストリアのウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴けるまで、成長したのではないかと思われます。
 クラシックをあまり好きではない方には、時間つぶしの文章で申し訳ないです。
 逆にクラシックとは緩やかで、安らぎのある音楽であると思われる方は、私なんかよりずっとクラシック上級者です。