のつづき
石鎚山というのは実は三つの峰の総称で、私がこの日登ったのは弥山山頂(1972m)。そこから細尾根を渡って天狗岳(1982m)。さらにその向こうには南尖峰(1982m)があるわけです。
天狗岳までは行ったことあるけど、その先の南尖峰には行ったことがない。
なので、この日は「天気がよければ南尖峰まで行ってみよう」なんて思っていたわけですが、ガス(霧)で真っ白だし、めっちゃ強風(10m/s は超えてた)吹いてるし。
これは・・・やめとこう(´・ω・)と断念。
「自分だけは大丈夫」などという根拠のない自信、いや“奢り”は、命取りになりうる。
最近YouTubeの遭難検証動画なんかを見てるとよく思う。
南尖峰はまたの楽しみとさせていただきます。
でね、今回は山頂社にてご祈祷をしていただきました。
時計の右側に見えるのが山頂社。
お山開き大祭期間中はこちらに3体の御神像が御動座奉祀されています。
御神像の撮影は不敬に当たるのでNG。
ということで、写真はこの位置から。
祈願していただく内容としては交通安全と健康祈願!
ほら、最近パンク多いから(;^ω^)
それとね、やっぱり“元気があれば何でもできる”ってやつですよ。
逆に元気がなけりゃ・・・金だけあってもしょうがないからね。
私と師匠、共に初穂料伍千円を納めまして三体の御神像の前で神職の方に祝詞をあげていただき、最後に御神像を拝戴して(背中に押し付けて)いただきました。
↑師匠と記念撮影。
ずーっと真っ白(´゚∀゚`;)
さて13:30頃、山頂を後にして山を下ります。
帰りは巻き道。鎖で降りることもできるんだけど、下りは、まぁええやん(^_^;)
二時間くらいかけて中宮成就社へ。
中宮成就社に到着したら、入山手続きをした崇敬組合に顔を出し、昇進(副取締→取締)の免状と取締のピンバッジ、それに御守りをいただきます。
そして、そこで崇敬組合の話しやすい先達から“現参の儀”について教わりました。
現参の儀というのは“山開き大祭の期間中だけやっていただける締めのご祈祷のようなもので、山頂に行って戻ってきた人が無事下山したことの報告とご神徳を受けさせていただけたことの感謝を神様にお伝えするご祈祷とのこと。初穂料としては心付け程度(ぶっちゃけ一人千円程)でもよい”と。また、こちらのご祈祷を受ければ一生もののありがたい御札をいただけるとのことで折角の機会なのでお願いすることにしました。
祈祷をしてくださった神職の方が木久扇師匠っぽい方で、お話にもちょっとユーモアがあって、なかなか素敵でした(*^^*)
ありがとうございました。
あとはまたロープウェイで麓まで降りて登拝終了です。
帰り道、ハイウェイオアシスの温泉に寄りました。
500円ほどで入れるのに景色がめっちゃよかったです。
最後になりましたが御朱印をご紹介。
右が奥前神寺の御朱印
左が中宮成就社の御朱印
そしてこちらが奥宮頂上社の御朱印。
今年も怪我なく無事に登拝を終えることができました。
けど、近いうちにまた登って、今度こそ南尖峰行きたいですね。