離乳食。気をつけたい食材、NG食材 | トータルマタニティーケア専門大島はり灸院スタッフブログ

 こんにちは!桜満開のこの頃

先日なかがわにとっての『夢の国』にサプライズで

連れて行って頂きました!

私の癒し・・20周年を迎える「リラックマ」と苺ビュッフェ🍓

連れて行ってくださったのは・・・

髙下院長❣️と瑞生先生❣️

「好きドキドキ×好きドキドキ×好きドキドキ」で好きが渋滞してしまいましたラブラブラブ

人間嬉し過ぎても言葉が出ない事もあるんですね

しばらく「わぁぁぁ」しか言えませんでした爆  笑

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前回は離乳食の歴史、世界の離乳食事情についてお話ししました

今回は「イマドキ」の離乳食を作る際のNG食材、

気をつけたい食材、アレルギーについてです。

OK食材については来週お話しいたします!

 

 

食べさせてはいけないもの

 

いきなりですが・・ボツリヌス症の原因になる

 

はちみつ

乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは避けてください
ボツリヌス菌は通常の調理で完全に死滅させるのは困難です。

1歳未満の赤ちゃんに強い甘みは必要ありませんが

酸味を和らげるためなど、あえて甘い味を加えたいときは、白砂糖に。

 

 

乳児ボツリヌス症って?

・便秘

・元気がない

・おっぱいを飲まない

・泣き声が小さい

・まぶたが垂れ下がったり、首がすわらなくなったりします

腕や足へ左右対称の麻痺(まひ)が進むと「くにゃくにゃ」したようすになります

発熱やけいれんはありません。

呼吸をするために必要な筋肉が麻痺すると

人工呼吸器による治療が必要な場合も!

 

乳児ボツリヌス症では、乳児の腸内でボツリヌス菌がふえるため

乳児が回復したあとも、場合によっては数ヶ月間、便とともにボツリヌス菌が排泄されます。 

そのため、退院したあとも、他に1歳未満のこどもがいるようなところでは

オムツを交換するときにまわりを便で汚さないようにする必要があります。

ボツリヌス菌は、芽胞というかたちでは、

アルコールなどの一般に手指消毒に使われる消毒薬は無効

オムツ交換をしたあとは、石けんと流水でよく手を洗ってください。

 

 

 

食中毒の恐れがある

 

 

刺身

細菌によって食中毒になる恐れがあります。

食べさせるなら新鮮なものを選んで、3歳頃からに。

 

食べさせるときは要注意

アレルギーの原因になる

 

そば

そばは、他の食品よりも微量でも

アナフィラキシーショックなどの重篤な症状を引き起こしやすいため

注意が必要です。

 

そばは重篤なアレルギーを引き起こしやすい食べ物。

そばは麺として主食される他、そば粉を使った多くの食品があります。

そばの芽、そばぼうろ、そば饅頭、そばかりんとう、そば茶などにも含まれています。

そばアレルギーはアナフィラキシーショックなどの重篤な症状を起こす傾向が高く

命にかかわる場合もあります

 そのため、特に注意が必要な食品として加工食品中においてアレルギー表示も義務づけられています。加工食品を購入する場合は、原材料をよくチェックしましょう。

そば饅頭などの菓子を、子どもが気づかずに食べてしまわないように注意することも必要です。
そばを食べられないからといって、栄養面での問題は生じません。

※鶏卵や牛乳など他の食物によるアレルギーが重篤な症状を起こさないというわけではありません。

 

すべての年齢層にみられ、発症すると食べられるようになりにくい、そばアレルギー。

食物アレルギーは子どもに多いのが特徴ですが

 鶏卵、牛乳、小麦がアレルゲンとして乳幼児期にピークとなって

年齢とともに食べられるようになり、減っていくのに対して

そばは年齢の低い子どもだけでなく、小学校高学年や成人など、すべての年齢層にみられます。

いったん発症すると、耐性を獲得できる可能性が低い(食べられるようになりにくい)とされています。

 

そばと同じゆで汁でゆでたうどんを避けるなど、外食時にも注意が必要です。

うどんとそばが同じ釜でゆでられている場合に

ゆでたお湯を介してうどんにそばが混入※する可能性があります。

また、そばは粉末状態にして加工されますが

そば粉は飛散しやすく、口から食べるだけでなく

鼻から吸い込むことでアレルギー症状が出る場合もあります。

 気づかずに体内に入ってしまう可能性もあるため、そばアレルギーのある方はそばを提供している飲食店を避けるなど、外食時にも注意が必要です。

※他の食材と同じ調理器具を使う、あるいは、工場の製造ラインが共通であることで

アレルゲン食材が混入することがあります。これをコンタミネーションといいます。

 

 

ピーナッツ

 

米国ではピーナッツ(落花生)は、鶏卵、牛乳と並ぶ3大アレルゲンのひとつとされます。

微量でもアナフィラキシーを引き起こしやすいアレルゲンなので、注意が必要です。

ピーナッツは重篤なアレルギーを引き起こしやすい食べ物。

ピーナッツアレルギーとそばアレルギーは

アナフィラキシーショックなどの重篤な症状を起こす傾向が高く、命にかかわる場合もあります。

注意が必要な食品として、加工食品中においてアレルギー表示も義務づけられています。

ピーナッツは高熱処理することでアレルゲンが強まります。

 ボイル(約100℃)、フライ(約120℃)、ロースト(約170℃)

※鶏卵や牛乳など他の食物によるアレルギーが重篤な症状を起こさないというわけではありません。
 

ピーナッツアレルギーでも、必ずしも、木の実類や種実類までまとめて除去する必要はありません。

「ナッツ」という名前がついているのでまぎらわしいですが

ピーナッツは豆類

 アーモンド、クルミ、カシューナッツ、くりなどのナッツ(木の実)類ではありませんびっくり

そのため、ピーナッツにアレルギーがあっても

木の実類や種実類(ごま、松の実、ひまわりの種、マスタードなど)を

すべて除去する必要はありません。

また、ピーナッツ以外の他の豆類をまとめて除去する必要もありません。

除去すべき食物を必要最小限にとどめるよう、医師にしっかり確認してもらいましょう。

 

お菓子などいろいろな食品に使われるピーナッツ。

必ず原材料を確認しましょう。

近年日本でもピーナッツアレルギーの子どもが増えています。

ピーナッツバターや、チョコレートなどのお菓子に入っている場合はわかりやすい物から

その他にもカレールウや調味料などにも使われているため、必ず原材料表示の確認をしましょう。

アレルギー表示では、「落花生」と書かれることもあります
加工食品を購入する場合は、原材料をよくチェックするとともに、コンタミネーションがないかを確認することも大切です。

※コンタミネーション:他の食材と同じ調理器具を使う、

 あるいは、工場の製造ラインが共通であることでアレルゲン食材が混入すること。

 

 

 

パイナップル・マンゴー

 

果物アレルギーの多くは、花粉症と関係があります。

 ある果物を食べた直後に、唇や舌、口の中が腫れたり、

かゆみやイガイガする感じがあらわれたりする症状を

口腔アレルギー症候群(OAS)」といいます。

通常は口周囲の症状だけで、全身症状をともないません。

 

 中でも花粉症を有する方が果物や野菜を食べた後に症状があらわれるものを

花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)といいます。

 

どの果物で症状があらわれるかは、どの花粉にアレルギーがあるかによってことなります。

・ブタクサ花粉ーメロンやスイカやバナナ

・シラカバ花粉ーリンゴ、サクランボ、モモ、キウイ、マンゴーなど

しかし、果物アレルギーの全てが口腔アレルギー症候群(OAS)で発症するわけではありません。

アナフィラキシー症状をともなう場合もあるので注意が必要です。

 

ラテックスアレルギーの場合、果物がアナフィラキシーの引き金となることがあります

植物のゴムノキから抽出されるラテックス(天然ゴム)も、アレルギーの原因物質になります。

特に外科医や歯科医、看護師など、日常的にゴム製品を多用する職種に多い傾向があります。

このラテックスアレルギーがあると、特定の果物によってアレルギー症状が起こることがあり

「ラテックス-フルーツ症候群」と呼ばれます。

「ラテックス-フルーツ症候群」に関係する果物

アボカド、バナナ、キウイ、パパイヤ、イチジク、メロン、マンゴーなど

 

果物に含まれるビタミンやミネラル、食物繊維などは、

食べられるその他の果物や野菜、その他の食物で補うことができます。

栄養素のバランスが偏らないように、食事やおやつの中での組み合わせを工夫しましょう。

※機序:しくみ、メカニズム

 

そば、ピーナッツにはアレルゲンとなる物質が含まれているので、与えるときは少量から慎重に。

パイナップル、マンゴーなどにも口元にかゆみが出るような物質が含まれていますので、

与えるのを避けるか、加熱してからにしましょう。

 

 

 

食物アレルギーはなぜ起こる?

 

私たちの体には、ウイルスや細菌などの有害なものが入ってきたときに、

これらを攻撃して体を守ろうとする働きがあります(免疫反応)。

ところが、この働きが、

ある特定の物質に対して過剰に反応してしまうのがアレルギー反応

食物アレルギーの場合、食べ物に含まれる主にタンパク質が異物(アレルゲン)と認識されて

症状が引き起こされます。

 

 

食物アレルギーと間違えやすい病気

 

牛乳を飲んでおなかがゴロゴロしたり下痢をしたりするのは

牛乳に含まれる乳糖が分解できないために起きる“乳糖不耐症

細菌やウイルスなどの病原微生物感染による“急性胃腸炎“

毒キノコやフグなどの毒性成分による“中毒症状“

 

食べ物を食べて何らかの症状が出たからといって食物アレルギーだと

自己判断することは、判断を誤る可能性があり危険です。

 

 

子どもに多い食物アレルギー

食物アレルギーは子どもに多くみられるのが特徴

6歳以下の乳幼児が患者数の80%近くを占めます

1歳に満たないお子さんでは10~20人にひとりが発症しています。

 子どもに食物アレルギーが多いのは、

成長段階で消化機能が未熟で

アレルゲンであるタンパク質を小さく分解(消化)することができないのがひとつの要因と考えられています。

そのため、成長にともなって消化吸収機能が発達してくると

原因食物に対して耐性(食べられるようになること)がつく可能性が高いのです。

 

中には大人になっても症状が続くものもあり、

幼児期後半以降(成人も含む)に発症した食物アレルギーは治りにくいとされています。

 

食物アレルギーは増えています

東京都の3歳児検診の調査によると

食物アレルギーの子どもの患者数は毎年増えてきています

決して好き嫌いやわがままではない事を

家族全員が知っておく事が大事ウインク

 

 

のどに詰まりやすい

  • もち
  • いか・たこ
  • かまぼこ・ちくわ・魚肉ソーセージ
  • ナッツ類
  • こんにゃく

のどに詰まる恐れがあるため、離乳期は食べさせないようにしましょう。

 

 

辛みや刺激が強い

  • ソース・カレー粉・こしょう
  • ウーロン茶・緑茶
  • 炭酸水
  • にんにく・しょうが

にんにく、しょうがは9~11カ月頃からOKですが、使う場合はごく少量を風味付けに。

刺激のある調味料も、12~18カ月頃から同様に気を付けて使いましょう。
カフェインが含まれる飲み物は、欲しがるようなら薄めて。

 

 

糖分・塩分が多い

  • 果汁100%ジュース
  • 菓子パン
  • 生クリーム
  • 干物
  • ベーコン
  • かまぼこ・ちくわ・魚肉ソーセージ
  • 魚卵
  • マヨネーズ・ケチャップ

糖分や塩分が多いものは、赤ちゃんの消化吸収の負担になるほか、

味覚への影響も心配されますショボーン

量を控えるほか、どうしても欲しがるようなら、

干物やベーコンなら小さくしてお湯をかけ、塩分を抜くなどの工夫も。
マヨネーズ・ケチャップは、料理に使う場合は9~11カ月頃から少量に。

そのままつけるなら1歳半から。

 

消化しにくい

  • 玄米・雑穀
  • ごぼう
  • きのこ類

栄養はありますが、消化しにくいため1歳半以降に。

きのこ類は与えるなら、すりつぶしたり細かくきざみましょう。

 

食レポはまだできない赤ちゃんが初めて食べる離乳食

食事が、美味しく楽しい時間にする為に

先に避けた方がよい食材をお話ししました

次回はOK食材についてお話しいたします

 

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます

これからも妊娠にまつわる色々を発信していきます

よろしくお願いします ニコニコ 

中川 香

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