分娩時の回旋異常(第2回旋異常) | トータルマタニティーケア専門大島はり灸院スタッフブログ

こんにちは!
大島はり灸院の志水です。

 

先日

最後の打ち合わせ(結婚式)

行ってきました!

 

あっという間の

打ち合わせ期間でした!

準備も大詰めです!

 

やることを整理し

楽しく最高の式を挙げます!

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━

さて今回は

「分娩時の回旋異常」について

お伝えしていきます。

 

 

胎児は母体の

骨盤の形状に合わせて回旋しながら

下降(分娩)していきます。

 

以前お伝えした「胎勢異常」

第1回旋の異常です。

 

今回お伝えする「回旋異常」

第2回旋の異常になります。

※分娩時の回旋は第1~4回旋まであります。

 

回旋異常は

大きく分けると2つに

分類できます。

 

低在横定位後方後頭位です。

 

・低在横定位

状態:児頭が横向きのまま下降し
縦長の骨盤峽部で引っかかった状態を指します。

原因:広骨盤、低体重児、扁平仙骨(回旋する余裕がなくなります)

異常部位:骨盤峽部

処置:吸引分娩、帝王切開

※低在横定位では鉗子分娩は行いません。

理由としては胎児の顔面を損傷するリスクが高いからです。

 

 

・後方後頭位

状態:胎児の後頭部が母体の後方(仙骨側)に向けて回旋した状態を指します。

原因:広骨盤、低体重児

異常部位:出口部

処置:吸引、鉗子分娩または帝王切開

 

いざ回旋異常になるとどうすることもできませんが
回旋異常について知っているだけでも

心の準備ができると思います。

 

知識は武器にもなり

また安心安全にも繋がります。

 

皆さんの健やかなマタニティライフ

そして安産を願います。

 

この度も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━
妊娠中から産後までトータルマタニティのことなら大島はり灸院
大島駅から徒歩3分
03ー3638ー4042
東京都江東区大島3-32-12
【お気軽にお問い合わせ下さい】
━─━─━─━─━─━─━─━─━